痛みのケア

序章 一般的な腰痛や頸部痛や五十肩などの痛みのケアについて!

序章 一般的な腰痛や頸部痛や五十肩などの痛みのケアについて!

 

今回から一般的な腰痛や頸部痛や五十肩などの痛みのケアについての解説を行っていきたいと思います。

 

痛みのケアの重要性について!

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我が国では今までの医療保険でのケアにおいて、痛みのケアを軽視してきた歴史があります。

これだけ世の中に腰痛や肩痛などで苦しんでいる方々が多いにも関わらず、そのケアに関しては病院や医院では、あまり積極的には行われずに民間療法に委ねられてきました。

しかし民間療法ではキチンとした信頼性のあるケアを確実に受けることは難しくなります。

何故ならば、民間療法で施術を行っている方々のほとんどはキチンとした国家資格を持たず、受けている専門教育の質もまちまちでいい加減だからです。

中には解剖学を全く勉強しておらず、適当な独学だけで施術をしている方もおられるようです。

実は腰痛や肩痛などにより仕事や日常生活に支障をきたす方が中年期以降に急激に増加することが分かっており、それは年齢が高くなるにつれて増えていきます。

また高齢者の要介護の問題についても、高齢者が歩けなくなったり、寝たきりになったりする原因の多くは腰痛や頸部痛なのです。実は 筋力や体力が低下したために痛みが出るのではなく、痛みが酷くなったから動けなくなり、そのために筋力や体力が低下して寝たきりになるのです。

寝たきりになるお年寄りの特徴の一つに、「起きていると首や肩が痛くなり、そのため頭痛が酷くなり起きていられなくなって、寝たり起きたりしているうちに歩けなくなってしまう。」ということがあります。

また痛みは、それを回避するために正しい動作ができなくなり、それが原因で他の関節に負担がかかり、他の部位にも痛みが拡がっていってしまいます。

このように痛みのケアは非常に重要なのです。

 

 

牽引療法は効果が否定されています!

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実は皆さんが腰痛やむち打ちの痛みを訴えて病院に行くと、牽引を受けることがあると思います。

しかしこの牽引療法は欧米では効果がないと認定されて、保健医療から除外されて、今では使われなくなっているのです。

しかし日本では未だに多く使われています。 このように日本の痛みのケアは時代遅れになってしまっているのです。

 

 

むち打ちはほとんどが良くなります!

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実はむち打ち症(頚椎捻挫)はほとんどが良くなります。

それにはキチンとしたリハビリテーションを受ける必要ながあるのですが、日本国中のどこの病院に行っても、そのキチンとしたリハビリテーションを受けることが出来ません。

なぜならばそれを行える高い治療技術を持ったセラピスト(理学療法士)がほとんど育っていないことと、医療保険でむち打ち症のリハビリテーションに十分な点数が付いていないため、病院でキチンとしたむち打ち症のリハビリテーションを行うと赤字になってしまうからです。

キチンとしたケアを受けられれば数ヶ月から1年ぐらいで、十分に改善する症状が、適当で安価なケアを受け続けて何年も良くならないという不幸が至る所で起きています。

 

 

五十肩や腰痛症もほとんどが良くなります!

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五十肩や腰痛症もそのほとんどがキチンとしたリハビリテーションを受けることで良くなります。

ただし未手術の脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアがある場合は、リハビリテーションだけでの痛みの改善は困難であるので、外科手術を受けていただく必要があります。

しかしそれ以外のいわゆる腰痛症やギックリ腰や五十肩など、さらには膝関節痛などもリハビリテーションで良くなります。

また柱管狭窄症や椎間板ヘルニアも手術後に残った痛みは、リハビリテーションでかなり改善が可能です。

しかしこれらも医療保険でリハビリテーションに十分な点数が付いていないため、病院でキチンとしたリハビリテーションを行うと赤字になってしまうため、十分なケアが受けられなくなっています。

 

 

では私たちはどうすればいいのか?

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実はむち打ちの痛みや、腰痛や五十肩などの痛みのほとんどは、関節の根元にあって微細な関節運動を微調整しているコアマッスルと呼ばれる小さな筋群の障害によるものがほとんどなのです。 これに痛みによる姿勢や動作の悪化が重なって症状が悪くなってしまいます。

しかしキチンとした運動方法やケアの仕方を勉強してもらえれば、自力でのリハビリテーションでこれらの痛みを改善することが可能です。

 

例えばギックリ腰に関しては

  1. 上部腰椎と下部の肋骨を繋ぐ筋群の障害による痛み。

下後鋸筋 L1

2. 下部肋骨と骨盤及び腰椎を繋ぐ筋群の障害による痛み。

脊柱起立筋群 L2

3. 股関節周囲の筋群の障害による痛み。

仙腸関節周囲筋 L1

の3つの部分に分けて起こります。

 

それにより

① では重いものを持ち上げようと腰を屈めた時に比較的腰の上の辺りで左右いずれかに強い痛みが起こります。

② では腰の両脇や背骨と骨盤の付け根周辺に強い痛みが起こります。

③ では左右の股関節の周辺や坐骨の周辺に強い痛みが起こります。

これらのそれぞれの筋群に対して適切にリハビリテーションでの自主トレを行うことで、ギックリ腰を改善することが可能となります。

 

 

ご自分の身体は自分で守りましょう!

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現代社会はストレスや秒刻み分刻みの仕事スケジュールなど、身体への負担が増えており、身体に痛みが起きやすい環境になっています。

そしてその痛みは皆さんの仕事や私生活に大きな影響を及ぼしてしまいます。

次回から腰痛症や五十肩やむち打ちなどに対する、ご自宅で簡単にできる自主トレリハビリテーションを解説していきます。

ぜひ一度お試しいただいて健康で痛みのない生活を実現して楽しい毎日を送ってくださいね。

よろしくお願いいたします。

 

 

次回は

「腰痛症の自主トレリハビリテーション」

についてご説明します。

 

最後までお読みいただきありがとうございます

 

 

注意事項!

この運動は、あなたの身体状態を評価した上で処方されたものではありません。 ご自身の主治医あるいはリハビリ担当者にご相談の上自己責任にて行ってくださるようお願い申し上げます。

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