リハビリ裏話

あなたは老人性ひきこもりに陥っていませんか?

あなたは老人性ひきこもりに陥っていませんか?

 

ひきこもりについて!

皆さんはひきこもりと言えば若い人がなるものだと思っていませんか?

確かに若い人が家にひきこもっていれば目立ちますから、彼がひきこもりだと言うことは良くわかります。

しかしお年寄りや後遺障害を持った方が家に閉じこもっている場合はどうでしょうか?

誰もその方がひきこもりだとは思いませんよね!

つまりは周りで見ている人たちは、「このお年寄りは外に出たくても体が動かないから仕方がないのですね。 お気の毒ですね。」と思っています。

しかし家の中に閉じこもっているお年寄りや後遺障害を持った方の中にも ① 本当は外に出かけたくて仕方がないのだが身体機能の問題で諦めている方 と ② 実際には外に出かけられる可能性があっても挑戦しないで諦めている方 の2種類がおられます。

つまり後者の ② 実際には外に出かけられる可能性があっても挑戦しないで諦めている方 は老人性のひきこもりの可能性があると思われるのです。

 

 

若者はなぜ引きこもるのか?

ここで若者のひきこもりについて少しお話ししたいと思います。

実は私も10代の頃に2年間ほどひきこもった経験があるので良くわかるのですが、若者のひきこもりは受験の失敗や就職の失敗で挫折したことで起こります。

ひきこもっている本人は色々言い訳していても、とどのつまりは本人が現実の厳しさに負けて逃げているだけです。

自分が理想としていたことが出来ずに敗北したことがカッコ悪くて認めることが出来ずにいるのです。

そしてそのカッコ悪い自分を他者に見られることが嫌でひきこもってしまうのです。

 

 

ひきこもりの先にあるものは?

ひきこもりというのは人生や現実からの逃避ですから、そのまま行けば最後に待っているのは破滅です。

私は人生において無駄な経験などは一つもないと考えていますが、ひきこもってしまえば、その貴重な経験を積み重ねるチャンスを失ってしまいます。

そして様々な出会いのチャンスも失ってしまい、貴重な気づきを得るチャンスや教えを得るチャンスも持つことができないのです。

たった一度きりの貴重な人生をただ無駄に浪費するだけの時間ほどつまらないものはありませんよね。

 

 

お年寄りや後遺障害を持った方はなぜ引きこもるのか?

ではここでお年寄りのひきこもりの場合に話を戻しましょう。

なぜお年寄りはひきこもるのでしょうか?

お年寄りがひきこもる原因は病気とその結果起こる身体機能の低下や後遺障害が原因で起こります。

つまりはかつて自分が簡単に出来ていたことが出来なくなり、颯爽と歩いていたことが杖をついてヨタヨタと歩くようになりといったことが我慢ならないのです。

そして弱って情けなくなった自分を他者に見られることが嫌でひきこもってしまうのです。

そういった方の思考には特徴があります。

「もう少し良くなったら出かけたいと思います。」

「この手がもう少し動けばなんでもできるんだけど。」

「歩くと転ぶかもしれないし、腰が痛いから外に出るのは無理です。」

そうなのです。 この思考パターンは若者のひきこもりと全く同じパターンなのです。

何も実行しないでグズグズと悩んでいるばかり。

しかし本当は今の自分に出来る範囲でドンドン行動して、やりたいことを実行していった方が、結果としては自分がやりたいことが出来るようになる一番の早道なのです。

でも今はその勇気が出なくて尻込みをしてしまっています。

 

 

今の自分に出来ることを行動に移しませんか!

確かに今のあなたの歩行能力では家の玄関先までしか歩けないでしょう。

そこから先は膝が痛くて転んでしまうかもしれません。

でも出来ないからといって何もしないで椅子に座りっぱなしでテレビを見ていても、何も変わりませんよね。

少しでも歩行能力を高めるために、足踏みの練習をしたり、立ち上がりの練習をしたりということは歩行器につかまりながらでも出来ることなのです。

 

確かにあなたの右手は麻痺してしまって動きません。

ですから以前のようになんでも器用にこなすことはできないでしょう。

しかし左手一本でも出来ることはたくさんあるはずです。

そしてそれを続けることで右手にも良い効果が生まれてくるはずです。

でも何もしないで椅子に座りっぱなしでテレビを見ていても、何も変わりません。

 

 

今の自分に何とか出来そうなことで一番やりたいことは何ですか?

昔の元気な頃のあなたに戻って昔のように生活するのは不可能です。

でもそれは誰に対しても言えることで、私だって若い頃に戻ってもう一度やり直したいことは沢山あります。

でもそんなこと言っていても始まりませんよね。

ですからほんの少しでも今の生活を楽しくすることを考えませんか!

 

今のあなたに何とか出来そうなことで一番やりたいこと、楽しそうなことは何ですか?

 

近所のウナギ屋さんにうな重を食べに行くことですか?

デパートで買い物することですか?

絵を描くことですか?

旅行に行きたいですか?

何でもいいのです!

 

一生懸命に考えてご自分のやりたいことを一つ思いついてください。

そしてそれを実現するために、まず何からやらなければいけないのか計画を立ててください。

歩行能力を高めるための足踏み練習でも、外出用の靴に履き替える練習でもいいですし、今着ているパジャマを普段着に着替えることでもいいです。

目標を決めたら「今日から一ヶ月後に実行する」なんてスケジュールを立てましょう。

そして今日からその準備を始めましょう。

きっとあなたならできるはずです!

 

 

あなたは老人性のひきこもりに陥っていませんか?

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

次回は

「リハビリの達人への近道」

です。

 

 

脳卒中片麻痺の自主トレテキストを作りました!

まずは第一弾として皆様からご要望の多かった、麻痺側の手を動かせるようにしたいとの声にお応えするために、手のリハビリテキストを作りました。

手の機能を改善させるための、ご自宅の自主トレで世界の最先端リハビリ手法を、手軽に実践する方法を解説しています。

超音波療法や振動セラピー、EMS療法による神経促通など、一般病院ではまず受けられないような、最新のリハビリアプローチが自宅で実行できます。

現在の日本国内で、このレベルの在宅リハビリは他にはないと思います。

そしてこのプログラムは施設での実施にて、すでに結果が認められています。

あとは皆さんの継続力だけですね。

テキストは電子書籍になっており、インフォトップと言う電子書籍の販売ASPからのダウンロードになります。

全180ページに数百点の写真と3D画像などで分かりやすく解説しています。

コピーが容易な電子書籍の性格上、少し受注の管理やコピーガードなどが厳しくなっていますが、安全にご利用いただくためですの、ご容赦くださいね。

ぜひ一度お試しください。

脳卒中手の機能テキスト02

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