脳卒中リハビリ

脳卒中の麻痺の回復のため習慣的にやるべき5つのリハビリアプローチ

脳卒中の麻痺の回復のため習慣的にやるべき5つのリハビリアプローチ

 

はじめに

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みなさん毎日キチンと運動してますか?

リハビリテーションで一番大切なことは「自分にあったペース」で「毎日コツコツ」と継続することです。

気が向いた時だけ「ガーッ」と無理して頑張って、そのあと腰が痛くなっちゃって3日もゴロゴロしていて、これじゃあいけないと反省して、また「ガーッ」と頑張るなんてやってませんよね。

そういうムラのあるやり方は効果が薄いですからねー!

じっと我慢して、はやる心を抑えて、毎日コツコツと地味に地道に頑張ってくださいね。

ということで本日はさらにさらに地味なリハビリテーションメニューのオススメです(笑)。

みなさんが自宅でリハビリテーションを自主トレ的に行う時には、一般的にはどういうことをやるのでしょうか?

おそらくは麻痺側の手を動かしたいからと闇雲に手を動かす練習を(しかも力みながら)頑張っていたり、ひたすら歩く練習を(しかも間違った歩き方で)家の周りをグルグルと歩いてみたりしているのではないでしょうか?

それが悪いとは言いません!

 

何事も目的を持って頑張ることは脳に良い影響を与えますからね。

 

でももしここであなたが「もう少し効率よくリハビリテーションの効果を高める方法はないかな?」なんて考えていたなら、今回の記事はすごくオススメです。

今回は大変地味だし、何のために頑張るのかも分かりにくいけれども、毎日継続するとあなたの運動学習能力が高まって、いつの間にかスイスイとリハビリテーションの効果が出てくる様になる(効果には個人差があります)店長のオススメメニューをご紹介します。

何故これらのメニューが良いのかの解説も行なっていますので、ぜひ一読していただいて、気が向いたなら「騙されたと思って」(ここ大事です)毎日の習慣に取り入れていただければと思います。

 

それでは今回も私のヨタ話にお付き合いくださいね。

よろしくお願いいたします♪( ´θ`)ノ

 

 

毎日習慣的に行う自主トレメニューがあっても良いじゃないか!

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私は知っています!

あなたが病院を退院する時にリハビリセンターのセラピストから貰った自宅での自主トレメニューを全然やっていないことを。

まああれはなんか効果が薄そうだし、時代遅れっぽい感じですもんね。

仕方ありません!

 

私の考えでは日常生活を意欲と目的(喜びでも良いです)を持って積極的に行うことが一番のリハビリです。

ですからつまらない自主トレ運動を毎日20分やった後にベッドでゴロゴロしているよりは、自分のやりたいことを楽しんでやったほうが何倍も脳と身体に良いのです。

毎日積極的に動くことが一番効果的なリハビリテーションになります。

でもその毎日の生活動作に少しだけ自主トレを加えることで、その運動の効果が何倍にもなって、麻痺を回復させるチャンスを増やしてくれるとしたらどうでしょう?

少しだけでもやってみたいと思いませんか?

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実は脳卒中の場合に、麻痺の回復を妨げるいくつかのポイントがあるのです。

ですから逆にそこをケアしてやることで麻痺の回復が促されていくのです。

今回は毎日コツコツ続けることで、あなたの身体の運動学習能力を高めて、普段の日常生活動作による麻痺の回復効果を高めるための、いわば運動のビタミン剤みたいなメニューをご紹介します。

どれも簡単のメニューで気楽に行なっていただけますから、ぜひ毎日の習慣に取り入れてみてくださいね。

 

毎日コツコツやっておくと良い5つのリハビリアプローチとは!

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⑴ 姿見(全身が映る鏡)で毎日姿勢を整える

まず大切なのは姿勢です。

脳卒中片麻痺の場合は、麻痺側に体重をかけることが難しくなるために、ついつい健側に身体を傾けて体重を健側の方にばかりかける癖がついてしまいます。

それをキチンと治しておかなくてはならないのは、あなたもよくご存知のことですよね。

しかし単に正しい姿勢を心懸けるだけでは十分ではありません。

ここで重要なのは姿勢制御の能力を高めることにあります。

脳卒中片麻痺になると、少なからず感覚が障害されます。

そして皮膚感覚や体性感覚(手足の位置や運動の感覚)が低下してしまいます。

その結果それまでは無意識のうちに分かっていた「自分の身体が今どういう状態にあるのか?」という情報が脳の中で作られなくなってしまいます。

健康な状態であれば、普通に椅子に腰掛ければ左右のお尻に均等に体重が乗せられますし、立ち上がればほぼ真っ直ぐな姿勢で立つことができます。

でも脳卒中になると、その感覚がうまく働かなくなってしまい、椅子に座れば健側に重心が傾き、立ち上がれば麻痺側の腰が後ろに引けて肩が下がってしまいます。

あなたは脳卒中になってから「自分の身体が今どんな状態にあるのか?」が正確に分からなくなっているのです。

この状態でいくら運動しても正しい運動機能が身につきにくいのは簡単に理解できることですね。

ではこの問題をどうすれば良いのでしょうか?

この皮膚感覚や体性感覚(筋肉や関節などの感覚)の低下によって、姿勢が正しく制御できなくなっている問題の解決方法として『視覚情報』の利用をオススメします。

つまり姿見(全身の映る鏡)を使って、正しい姿勢をとる練習をしながら、その時の身体の皮膚感覚や関節や筋肉の感覚に注意して「どんな感じだと正しい姿勢になるのか」を繰り返し練習(学習)していただきます。

この練習を繰り返し行なって、現在の麻痺がある状態で、正しい姿勢を感覚的に取れるようになることで、姿勢制御の機能を高めることができます。

また基本的な姿勢制御がキチンとできるようになることで、運動学習の効率が高まっていきます。

 

⑵ 手足の強張った筋肉を毎日コツコツと揉みほぐしておく

脳卒中片麻痺になると麻痺側の手足が強張ってしまいます。

これには運動神経の興奮性細胞の活動を抑える抑制性細胞の活動低下や、急性期に自律神経機能の調子が悪くなって筋肉が浮腫んでしまったことなどが影響して起こります。

場合によっては健側の手足の筋肉まで強張っている場合があります。

しかし問題は筋肉が強張って硬くなっていることではありません。

実は筋肉が強張って硬くなっていると、筋肉の線維の中にある「筋紡錘」や「ゴルジ腱器官」などの体性感覚(筋肉や関節などの感覚)のセンサーが働かなくなってしまうのです。

その結果それまでは無意識のうちに分かっていた「自分の身体が今どういう状態にあるのか?」という情報が脳の中で作られなくなってしまいます。

あれ! ⑴ の姿見の時にも同じ言葉が出てきていましたね。

実は筋肉の強張りが身体の感覚情報を低下させていたのです。

そして「運動学習」によって麻痺を回復させるため、予備の運動神経細胞に運動制御情報を入力するためには、感覚情報のフィードバックが不可欠なのです。

つまり「運動学習」は脳の運動野が手足を動かすプログラムを命令した後、実行された手足の実際の運動を感覚情報でフィードバックして照合することで行われるからです。

感覚情報のフィードバックが起こらなければ、脳の運動野は自分が作ったプログラムが正しかったのかどうか検証することができないため、いつまでも正しい運動制御を学習することが出来ないのです。

つまりいくら頑張って運動しても、その運動が脳の機能を回復させないとしたら、その運動は単なる「骨折り損のくたびれ儲け」ですよね。

現在の日常生活動作練習型の脳卒中リハビリテーションにはこういう無駄が多すぎますo(`ω´ )o

硬く強張った手足の筋肉で無理やり運動することは「壊れたキーボードを叩いてパソコンに入力しようとする」ようなものです。

反応しない筋肉をいくらいじってみても、脳に必要な情報を入力することは出来ません。

ではどうすれば良いの?

この場合の対策方法は「ひたすら筋肉を揉みほぐす」です!

ただやみくもに揉んでもダメですから、ポイントになる筋肉と揉み方をあとでご紹介しますね。

また揉みほぐし方も大切ですからしっかり覚えておいてくださいね。

よろしくお願いいたします。

 

⑶ 麻痺側の指先のケアをキチンとしておく

病院を退院して自宅での日常生活が始まると、麻痺側の手指のリハビリテーションは自然と疎かにされてしまう傾向があります。

何故ならば指先の麻痺は回復しにくいし、指先が細かく動かせないと日常生活では麻痺側の手はほとんど役に立たないからです。

普段の生活に役に立たない麻痺側の手は、自然とほったらかしにされやすい運命なのです。

でも麻痺側の手指をケアしないでほったらかしにすると、後でキツいしっぺ返しを食らう場合があります。

そのしっぺ返しとは以下の2つの問題が起こることです。

⑴ 麻痺側の指が強張ったまま放置すると強張りが進行して麻痺側の腕全体が強張り出す

⑵ 麻痺側の指を動かさないままにすると麻痺側の大脳半球の活動性が低下して麻痺側の運動機能が低下する

結構大変なしっぺ返しですよね!

まず麻痺側の手指が強張った状態のままだと、脳が麻痺側の指を動かす「運動プログラム」を出した時に指が動かないため「感覚フィードバック」が起こりません。

すると正常な運動制御が完了できなかった脳の運動野が混乱して、さらに指に力を入れる命令を出してしまいます。

それでも「感覚フィードバック」がないため、さらに脳が混乱して筋肉をこわばらせるという悪循環に陥ります。

そして指先でそんな筋緊張の亢進スパイラルが激しく活動していたら、それからは徐々にそれが腕や肩の強張りに拡がって行ってしまうのです。

また大脳皮質の一次運動野や一次体性感覚野の指先の機能に関わる部分はとても大きいため、もし麻痺側の指先を動かさないままであれば、麻痺側の大脳半球の活動が減少することになります。

そして健側の手は麻痺側が使えない分も、今まで以上に使う必要があり、健側の大脳半球の活動は高まっていきます。

そこで問題となるのは、左右の大脳半球は「それぞれお互いに抑制し合うという神経制御システム」を持っていて、健側側ばかりを使っていると麻痺側の大脳半球の活動が抑制されて、麻痺側の運動機能が全体的に低下してしまうということです。

麻痺側の手指の強張りを放置していると、だんだん強張りが麻痺側の腕全体に拡がってきて、」さらには麻痺側の運動機能が全体的に低下して行ってしまう。

これはとても大変な問題です。

ぜひ麻痺側の手指のリハビリテーションを(今回ご紹介する簡単なもので大丈夫です)毎日行うように習慣づけていきたいものですね。

 

⑷ 麻痺側の爪先の運動を習慣的にする様にする

たとえ麻痺側の足の指先が麻痺して動かなかったとしても、靴を履いてしまえば歩くのにそれほど支障はありません。

また足首が強張って動かなかったとしても、なんとか歩くことはできるでしょう。

でも足首やつま先の動きが悪いと、歩いていて地面に足を着く時にとても不安がありますよね。

油断していると足をついた瞬間に足元がグラついて転んでしまいそうです。

そうすると自然と転ばないように注意するために、過剰に意識して麻痺側の足の振り出しをするようになります。

つまり歩く動作を常に意識して考えながら歩くようになる。

脳卒中片麻痺に特徴的な、大脳皮質の運動野に過剰に依存した、意識してカチカチな歩き方になりやすくなります。

本来の健康な時の歩行は、もっとリラックスして気楽に意識せずに歩いていたはずなのですが、それが出来なくなっているのです。

まずはカチカチに意識した歩行を解消してリラックスした歩き方を身につけるために、つま先と足首の強張りを解消するようにしましょう。

 

⑸ 背骨の運動を習慣的にする様にする

脳卒中片麻痺では背骨の運動には明らかな麻痺が出ないことが多いです。

それに反して手足の麻痺は強く出る傾向がありますから、どうしても手足の麻痺ばかりが気になって、背骨の運動は疎かになりがちです。

しかし詳しい説明は他の私のこのサイトの記事で行なっていますから避けますが、脳卒中片麻痺の背骨の運動を行う「脊柱起立筋群」には明らかな麻痺がなくとも、不全麻痺という筋力が低下したり、筋肉のコンディションが低下したりする問題が起きているのです。

そして背骨の運動機能はすべての動作の基本であり土台です。

実は「起き上がり動作」とか「立ち上がり動作」とか「歩行動作」とか大事な動作は、すべて背骨の回旋(ようは捻りです)がベースになって行われています。

逆に背骨が固まって捻れなくなると、ヒトはピクリとも動けなくなります。

起き上がることも、立ち上がることも、歩くことも出来ません。

それくらい背骨の運動機能は大切なのです。

でも背骨の動きって普段はほとんど意識していませんよね。

肩が強張って腕が上がらなくなる(五十肩とか?)の場合は、すぐに気がつきますが、背骨の動きはそうはいきません。

でも背骨の周りの脊柱起立筋群って結構細かくて沢山あるんですよね。

そしてそれを動かさないでいると、いつのまにか背骨の動きが悪くなってしまいます。

脳卒中の場合は、根本的に脊柱起立筋群の不全麻痺がありますから、より動きが悪くなりやすい傾向があります。

それまでは元気に動けていたのに「ある日気がついたら、背中が丸まって円背になっていることに気がついた」とか「いつのまにか体が強張って歩く時のバランスが悪くなっていた」なんてことは良くあることです(ア~ 恐ろしい)。

毎日の習慣的な運動に背骨の運動を入れておくことは、あなたの老後を左右する可能性があります。

 

 

具体的な練習方法の解説

 

姿見(全身が映る鏡)で毎日姿勢を整える

⑴ まずは姿見の前に椅子を置き、正面を向いて椅子にやや浅めに腰掛けます。

⑵ ついで頭の位置と傾きを直します。(とうぜん真っ直ぐに)

⑶ 左右の肩の高さを同じに合わせます。(できるだけ)

⑷ その姿勢から麻痺側のお尻に重心を移動してみます。 この時に頭が傾かないように気をつけます。 さらに左右の肩の高さも同じになるように注意しましょう。

⑸ 今度は健側のお尻に重心を移動します。 頭と肩は同じように傾いたり位置が下がったりしないように気をつけましょう。

⑹ 最後に元の真っ直ぐな状態に戻します。

⑺ この一連の動作を行いながら、腰や足や肩にどんな風に力が入るのかを意識して注意してみます。

⑻ この運動をゆっくりと30回繰り返します。

 

手足の強張った筋肉を毎日コツコツと揉みほぐしておく

今回はマッサージを効果的に行うための小道具として『T-Roller Massager』と呼ばれる小型のマッサージ用ローラーを使ってみました。

これはトリガーポイント療法(筋硬結ほぐし)と筋筋膜リリースを行うための専用のストレッチローラーです。

このローラーでこれからご紹介する筋肉に対してマッサージを行います。

マッサージの方法としては先端のローラーでコロコロと筋肉にローラーをかけるようにします。

 

⑴ 肩甲挙筋

肩甲骨の一番内側の上の角から首の真ん中あたりの側面に付いている筋肉で、肩をそびやかす運動を行います。

この筋肉の流れに沿って、肩の肩甲骨の内側の上の角から首の側面に向かってゆっくりローラーをかけていきます。

ローラーをかける時間は3分程度で十分です!

 

⑵ 棘下筋

肩甲骨の下半分のあたりに筋肉のふくらみがあります。

それが棘下筋です。

この筋肉の流れに沿って肩甲骨の下半分を上下に行ったり来たりローラーをかけてやります。

ローラーをかける時間は3分程度で十分です!

 

⑶ 上腕二頭筋

二の腕の前面にある、いわゆる「力こぶ」を作る筋肉です。

この筋肉の流れに沿って、二の腕の前面を上下にローラーをかけてやります。

ローラーをかける時間は3分程度で十分です!

 

⑷ 前腕の内側の筋群

前腕をテーブルの上に手のひらを上にするように置きます。

小指側の腕の内側の筋肉の盛り上がりに沿って前後にローラーをかけてやります。

ローラーをかける時間は3分程度で十分です!

 

⑸ 前腕の外側の筋群

前腕をテーブルの上に手の甲を上にするように置きます。

前腕の裏側の筋肉の盛り上がりに沿って前後にローラーをかけてやります。

ローラーをかける時間は3分程度で十分です!

 

⑹ 大腿筋膜張筋

椅子に腰掛けて太ももの外側の筋肉に沿って前後にローラーをかけます。

ローラーをかける時間は3分程度で十分です!

 

⑺ 股関節内転筋群など

椅子に腰掛けて太ももの内側の膝に近い部分の筋肉に沿ってローラーをかけます。

ローラーをかける時間は3分程度で十分です!

 

⑻ 下腿三頭筋

足のフクラハギの筋肉に沿ってローラーをかけます。

ローラーをかける時間は3分程度で十分です!

ローラーはややゆっくりと、痛みや強張りを感じる部分に対して特に念入りに行ってください。

 

 

麻痺側の指先のケアをキチンとしておく

麻痺側のケアについては、以前にもご紹介しました『ミラクルグリップ』を使います。

この高反発素材を使った特殊なグリップを麻痺側の手に握らせておいて、日常のちょっとの時間の合間に、指の屈伸運動を行います。

特に麻痺側の指が動かなくても大丈夫です。

あまり力まずに軽い気持ちで指を曲げ伸ばしする感覚に留意しながら運動を行なってください。

指の運動に関してはこれだけで大丈夫です。

簡単ですね!

 

麻痺側の爪先の運動を習慣的にする様にする

椅子に腰掛けてやや浅めに座ります。

少し大きめのタオルを畳んで厚みを作ります。

それを足元に置いておいて、麻痺側の足を乗せます。

その状態から

⑴ 指先を曲げてタオルを引っかくようにする

⑵ まず踵に力をかけて、それからその力を爪先に移動します。 さらにまた踵に戻します。 この運動を繰り返して行います。

⑶ 足の裏の中央に力をかけておいて、そこから外側へ力を移動します。 さらに今度は内側に力を移動します。 この運動を交互に繰り返します。

この運動は全部で5分~10分くらい行なってください。

 

この足の運動をタオルをJPクッションという高反発素材でできたクッションに変えて行うと、さらに高い効果が期待できます。

JPクッションは「浅田真央」などのトップアスリートもトレーニングに使用している逸品です!

もしよろしければお試しください!

 

背骨の運動を習慣的にする様にする

普段は動かさない背骨の運動を習慣的に行うことで、円背などを予防したり、基本的な運動機能の維持を行います。

⑴ まずは姿見の前に椅子を置き、正面を向いて椅子にやや浅めに腰掛けます。

⑵ ついで頭の位置と傾きを直します。(とうぜん真っ直ぐに)

⑶ 左右の肩の高さを同じに合わせます。(できるだけ)

⑷ その姿勢で左右の手を写真のように組み合わせ、さらに組んだ腕を前に突き出します。

⑸ そこから左右に手を動かして背骨を捻るようにします。

⑹ さらに組んだ腕を両足の間につけます。 その時に顔は下を向いて俯けておきます。

⑺ そこから腕を上に振り上げるようにして、顔もなるべく天を仰ぐように上を向きます。

⑻ この左右上下の一連の動作を繰り返し行います。

この運動は全部で5分~10分くらい行なってください。

 

これらの運動を習慣的に行うことで、身体状況を整えてより運動学習の効率を高めていきます。

ぜひお試しくださいね!

 

まとめ

日常に習慣的に行う自主トレとして、戦略的に身体状況を整えて運動学習効果を高め、麻痺の回復につながる可能性のあるリハビリテーションアプローチをご紹介しました。

本来の在宅リハビリテーションは日常生活動作を積極的に行うことが一番効果が期待できます。

しかし単に日常生活動作を行なっていただけではクリアできない問題点も多くあり、それが脳卒中の日常生活動作を中心としたリハビリテーションの限界となっています。

今回の毎日行う自主トレメニューはそれらの日常生活動作練習型の脳卒中リハビリテーションの不足を補う目的で提案させていただきました。

 

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

 

 

注意事項!

このサイトでご紹介している運動は、あなたの身体状態を評価した上で処方されたものではありません。 ご自身の主治医あるいはリハビリ担当者にご相談の上自己責任にて行ってくださるようお願い申し上げます。

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