人生100年時代を生きる

頑張れ日本の高齢者よ少子高齢化対策の切り札はあなただ!

日本の少子高齢化を救うのは高齢者の意識改革です

私が以前、米国に留学していた時、留学の最後に、ボストンのマサチューセッツ総合病院で、研修を受けたことがありました。

この時に、ボストンの街を歩いていて、感じたのは、住民の若々しさでした。

その当時の、ボストン市街地の、住民の平均年齢は、なんと28歳でした。

ボストンは、何百という大学が、密集した、大学の街です。

ボストンにあるのは、ハーバード大学と、マサチューセッツ工科大学だけではないのです。

本当にたくさんの、名前も聞いたことがないような大学も含め、様々な大学が、軒を並べています。

ですから、ボストンの街中を歩いているのは、ほとんどが、10代から20代の大学生です。

年寄りの多い、日本からいくと、本当に、このボストンの街の若さには、圧倒されます。

とにかく、若い人が多いということは、圧倒的なエネルギーを、生み出すのです。

このエネルギーが、将来の米国の発展を、保証し、支えて行くのだなあと、しみじみ感じたものです。

本当に、若いということだけで、無限の可能性を、感じるものですね。

まあ、そうは言っても、米国全体では、平均年齢は、そんなに若くはありません。

あくまでも、これはボストンに限定した、話です。

しかし、東南アジアには、国全体が、ボストンの市街地並みに、国民の平均年齢が、若い国が沢山あるようなのです。

たとえば、ベトナムなどは、国民全体の平均年齢が、28歳ぐらいだと、聞いています。

すごいですね、あの街を歩いていて、出会うのが、ほとんど20歳くらいの、若い人ばかりの状態が、普通に国全体で、そんな感じなのでしょうね。

私は、ベトナムには、行ったことがありませんが、すごく活気があることは、容易に想像できますね。

 

日本の少子高齢化はどうなるのか?

それにひきくらべて、我が日本はどうでしょう?

東京オリンピックの、2020年になると、日本人女性の、約50%が、なんと50歳以上に、なってしまうんだそうです。

こりゃ大変だ!

日本は、想像以上に、年寄りばかりの国に、なってしまっているようです。

女性も、さすがに50歳以上になると、もう子供も産めないでしょうし、これからは、なかなか日本人の人口を増やすのは、そう容易なことでは無さそうです。

では、もしこのまま、日本が年寄りばかりの国になると、一体どうなってしまうのでしょうか?

 

年寄りばかりの国ではイノベーションが起こらず世界から取り残されます

日本が、年寄りばかりになって、1番の問題点は、年寄りが「変革を嫌う」ということです。

たとえば、現在の世界の趨勢は、電子マネーによる、キャッシュレスが、もう、もの凄い勢いで、進んでいっています。

しかしながら、日本は、この流れから、物の見事に、取り残されていっています。

その理由としては、日本政府の発行する紙幣の、出来が良すぎるのが、原因のひとつなんだそうです。

よその国では、紙幣のできが悪く、偽札が出回るため、現金より、電子マネーの方が安全なんだそうです。

だから、キャッシュレス化が、進みやすいのだそうです。

そして、日本のキャッシュレス化が、なかなか進まない、もう一つの原因に、日本の高齢化が挙げられます。

日本のお年寄りは、日本政府の発行する貨幣に、絶対的な信頼を持っています。

それに対して、電子マネーなどの、キャッシュレス化は、なんだか良く仕組みが分からないため、不安なのです。

ですから、日本の高齢者は、頑なに現金で買い物をします。

そして、それが正しいことだと、胸を張って、信じているのです。

変なシステムに、魂を売るのは、真っ平だと。

日本の政府と、日本の紙幣を支持しているのだと。

しかしですね、そのために、日本の銀行は、あなたの使う小銭を勘定する為に、余計な人員を雇わなくてはなりません。

そして、その現金を管理するための、営業コストが高い為に、日本の銀行は生産性が低く、海外の銀行との競争に、勝てなくなってきているのです。

あなたが、近所のスーパーで、現金で買い物をすることは、日本の経済の、企業活動の、足を引っ張っている可能性があるのです。

もし、これからの日本の発展を支える、若者の活動を、少しでも支援しようとするなら、せめて、あなたは、現金を使うことを、やめなければいけないのです。

 

情報の捉え方を変えていきましょう!

この間、麻生財務大臣が、「新聞を読まない若者は、全部が自民党支持だ」と、テレビのインタビューで答えて、マスコミに批判されていました。

でも、多くのお年寄りは、この意味が、よく分かっていなかったろうと思います。

選挙を見ていると、本当によく分かるのですが、若者は自民党支持が増えています。

そして50歳代を境に、60代から70代、80代と進むにつれて、野党の支持が増えていきます。

本当に、50歳代を境に、意見が真っ二つに、別れています。

ですから、最近の選挙では、自民党は投票率をあげる為に、必死になっています。

なぜなら、お年寄りは必ず選挙に行きますが、投票率が高まるような、国民の興味が集まる選挙にならないと、若者が投票に行かないため、自民党が負けてしまうからです。

ウソだと思うでしょう!

昔の自民党は、組織票が中心だったために、投票率が低い選挙で、有利だったからです。

でもね、もうそんな時代は、終わったのです。

だいたい、若者は自民党こそが「革新政党」で、野党は「保守政党」だと考えています。

若者は、必要に応じて、憲法も変える必要があるし、時代の変化に応じて、政策を変化させるべきだと、考えています。

しかし、野党は、頑なに「平和憲法を守れ」と怒鳴るばかりで、議論しようとすると、「あなたは戦争に行きたいのか?」と、トンチンカンなことを言って、議論を避けようとします。

憲法改正を言えば、なんで戦争を望むと考えるのでしょうか?

憲法を変えるのは、日本の、戦争抑止力を高めて、他国から侵略されないためです。

若者は、自分たちが戦争に巻き込まれないためには、憲法も見直す必要があると考えています。

それに対して、高齢者は、野党が、昔ながらの革新政党だと、信じています。

自分たちが、若い頃の、革新的な主張を、いまも変わらずに訴えていることに、安心できるのでしょう。

それに対して、時代の流れに対応して、言うことが変化して行く、自民党や政府は、信用できないのでしょうね。

でも50年も前から、全く変わらない主張を、ずっと続けていて、現代社会の、めまぐるしい変化に、対応していけるのでしょうか?

まあ変革を嫌う、高齢者が、昔ながらの、保守的な主張を繰り返す、野党にシンパシーを感じるのは、当然といえば、当然なのですが。

でも別に私は、自民党を支持しなさいと、言っているのではありません。

安倍政権にも、いろいろ問題はあるのは、よく分かっています。

しかし、若者と、情報で乖離して、敵対するみたいになっているのは、避けるべきだと、思うのです。

 

インターネットからの情報を入れましょう!

若者と、高齢者の、世代間対立が、かくも鮮明になっている原因は、インターネットだと言われています。

選挙でも、50代を境に、自民党支持と、野党支持が、パックリと分かれているのは、50代以下がインターネットで情報をとっているのに対して、高齢者は、昔ながらの新聞やテレビがリソースだからです。

しかし、マスコミと呼ばれる、新聞やテレビの仕事が、国民に正しい情報を伝えるのではなく、スポンサーや出資者の都合に合わせて、情報操作して国民を操るのが仕事だと、国民にバレてから、ずいぶん時間が経過しています。

ですから、若者は、お金を出してまでして、新聞を読まなくなったのです。

決して、世の中の動きに、無関心になったわけでは、ありません。

あなたが仮に、今は70歳だとして、だいたいこれからは100歳近くまで生きますから、これから30年間、インターネットの情報なしに、果たして生き延びていけるでしょうか?

おそらくは、あと10年以内に、紙の新聞は、この世から消えてしまうでしょう。

テレビも、ドンドン衰退して行くことが、予想されています。

そんな状態で、今から先の人生を見越して、インターネットで情報を集める、その練習をしておかなくて、本当にいいのでしょうか?

孫子の兵法に『己を知り、相手を知れば、百戦危うからず』と言う、有名な言葉があります。

10年後に、あなたが、情報社会から取り残された、惨めな情報弱者のお年寄りになっていないことを、心の底から願っています。

 

年寄りだからと甘えてはいられません!

日本の少子高齢化は、国家非常事態に近いところに、来ていると思います。

そんな時に、あなたの年金を稼いで、医療費を負担してくれる、若者だけに、すべてを丸投げして、ボケ老人になっていて、本当に良いものでしょうか?

日本の、この豊かな生活と、世界に誇るべき文化を、守り抜いて行くために、これから益々少なくなって行く、日本の若者を、応援し、サポートするために、お年寄りのあなたにも、出来ることは、たくさんあるはずです。

頑張ってください。

あなたがたの世代は、戦争で負けて苦労しましたよね。

そんな苦労を、これからの若い人たちに、味合わせたくはありませんよね。

日本を、敗戦の瓦礫の中から、世界有数の経済大国に成長させた、あなた方の最後のパワーを、日本の若者たちは、必要としているのです。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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