間違いだらけのダイエットトレーニング!
ダイエットを成功させて、スリムな身体を手に入れるためには、摂取するカロリーを制限しなければなりません。
しかし、カロリー制限をするだけでは、決して健康的なダイエットになりません。
なぜならば、身体の体脂肪を減らすためには、摂取するカロリーを制限するだけでなく、消費するカロリーを増やさなければならないからです。
また、身体のシェイプを形づくる基本となるのは、筋肉ですから、筋肉の状態が良くなければ、いけませんね。
よく一生懸命に食事制限のダイエットをして、やせようとしている方が、肩や腰の筋肉がガチガチにこっているなんてことがあります。
そのために肩や腰の筋肉が浮腫んでしまっていて、肩まわりやウエストが変形して、なんかボッテリして見えて、カッコ悪いんですよね。
綺麗に筋肉のシェイプが決まらないと、せっかくやせても、なんか年寄り臭く衰えた感じに見えてしまいます。
またダイエットのトレーニングというと、運動している時の消費カロリーばかり気になりがちです。
でも本当は、筋肉のコンディションを高めることで、基礎代謝を高めることが重要なのです。
筋肉を鍛えておくと、基礎代謝が高まりますから、それだけで、やせやすい身体になります。
ですから、ダイエットの成功のためには、筋トレはとても大切なのです。
ですが、筋トレってなんだか難しそうですよね、しかも大変そうです。
たしかに「ビューティフル・ボディ」とかで、ネットを検索して出てくる、ムキムキでスタイル抜群の男女みたいになるのは、けっこう大変そうです。
実際問題として、あれらのムキムキ男女は、無理な筋トレでも身体が故障しなかった、ある意味でのサバイバー達なのです。
ですから、一般的な筋トレで、あんな風になるためには、天賦の才能と運が必要になります。
その他の一般人は、だいたいがトレーニングの途中で、何かしら身体が故障して、挫折してしまうことが、ほとんどです。
でも諦めることはありません。
私たちの身体を構成する筋肉の特徴を知って、賢くトレーニングすることで、安全にラクラクと、ある程度までムキムキになれますよ。
今回は、効果的で安全なダイエットトレーニングをご紹介したいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
トレーニングの障害になるのはコアマッスルの故障です
筋肉は、その働きによって「アウターマッスル」と「コアマッスル」に分けられます。
「アウターマッスル」とは、一般の方も良くご存知な、大胸筋や上腕二頭筋、大殿筋や大腿四頭筋などの、メジャーな大きな筋肉のことです。
この「アウターマッスル」は、関節を動かして、実際の運動を行うための、力の強い大きな筋肉で、比較的に身体の表面に近いところにありますから、「アウターマッスル」と呼ばれています。
それに対して「コアマッスル」とは、関節の付け根の周辺にある、棘下筋や梨状筋などの、小さくて弱い筋肉です。
棘下筋や梨状筋などと言っても、あなたは、それが何処にあるかも見当がつかないかも知れませんね。
この「コアマッスル」には、その筋肉の繊維内に多くの感覚センサーがあり、「感覚筋」ともよばれています。
つまり関節の付け根にあって、関節の運動を微調整しながら、その運動の状態を計測しているのが「コアマッスル」なのです。
そして「コアマッスル」は、小さくて弱い筋肉ですから、無理な運動やストレスによって、すぐにこわばってしまいます。
そして肩コリや腰痛などの、多くの痛みの原因が、この「コアマッスル」の故障なのです。
ですから若い方はまだしも、ある程度の年齢になってから、急に筋トレを始めると、急激に肩や腰が痛くなり、トレーニングを続けられなくなってしまうのです。
コアマッスルとアウターマッスルの関係
あなたは年をとるにつれて、なんとなく足腰が弱ったなあと感じていませんか?
交差点で信号が変わりかけた時に、若い頃みたいにダッシュ出来なくなったり、重いものを持ち上げようとするときに、腰の辺りが不安だったりしませんか?
そんな時に、筋肉の衰えを感じて「年をとったなあ」なんて、心の中で呟いていませんか?
でもね、それって老化でも、衰えでもないのです。
それは「コアマッスル」の調子が悪いために、それにつられて「アウターマッスル」も力が出せなくなっているのです。
どうしてかと言うと、関節の状態を測定している「コアマッスル」がこわばると、中の感覚センサーが上手く働かなくなります。
そうなると「アウターマッスル」に、適切な運動のための情報が届かなくなり、「アウターマッスル」自体も力が出せなくなってしまうのです。
筋肉が関節を動かすには、単に筋肉の力が出れば良いのではなく、瞬発力であったり、持久力であったり、巧緻性と呼ばれる繊細なコントロールであったりが、必要になります。
ですから関節の根元にある、「コアマッスル」からの情報がなくなると、アウターマッスルの動きも、ギクシャクしたぎこちないものになります。
これが、あなたが最近老化して足腰が弱くなったと感じている原因なのです。
決して「アウターマッスル」が衰えて弱っているわけではないのですよ。
現代の日本人は、栄養が豊富ですから、そんなに簡単には筋肉は衰えません。
コアマッスルをコンディショニングして効果的なトレーニングを!
効果的に筋力トレーニングを進めるためには、「コアマッスル」のコンディショニングが、とても重要になります。
つまりとても逆説的なのですが、筋肉を効果的に鍛えるためには、「コアマッスル」のマッサージから始めなければならないのです。
まさに急がば回れですね。
これを疎かにしてしまうと、あとで色々な所が痛くなり、筋トレを続けることができなくなります。
また「コアマッスル」が、すでに調子が悪くなり、足腰の衰えを感じている場合には、この「コアマッスル」をマッサージして、コンディショニングするだけで、グッと足腰の力が出しやすくなります。
まずは「コアマッスル」のコンディショニングを始めるところから、筋トレが始まるのだと理解してください。
ムキムキになるにはEMSを使います(なんて卑怯なwww)
一般的に筋トレは、重錘と呼ばれる重りを持ち上げて、筋肉を鍛えて行きますね。
しかし、この重りを上げ下げする運動は、関節に大きな負担をかけてしまいます。
ですから、若い元気なスポーツ経験の豊富な方ならまだしも、運動不足の中高年には、いきなり重錘の負荷によるトレーニングは、負担がキツすぎます。
そんなことをしたら、あっという間に「コアマッスル」がおかしくなって、痛みがひどくなってしまいます。
ですから、本来であれば、コツコツとコアマッスルのトレーニングから始めるのですが、それは面倒くさいですよね。
そこで大人の対応策をご紹介します。
それは「筋肉を電気刺激して鍛えてしまう」と言う方法です。
これを『EMS療法』と呼びます。
最近では「シックスパッド」などの、電気刺激による筋トレグッズも多く出回っています。
しかし慌てないでください。
最近出回っている、多くのEMSの機械は「低周波治療器」と呼ばれるものです。
本当に効果的な電気刺激による筋トレは、「中周波治療器」での刺激でなければ、効果が期待できないのです。
ここで「低周波」と「中周波」の違いについて、少しご説明しますね。
「低周波」とは、だいたい100Hzくらいの周波数の電気刺激の事を言います。
それに対して「中周波」とは、だいたい 3000Hz~5000Hz くらいの周波数になります。
どうして「中周波」の方が良いのかというと、中周波のほうが、身体の深いところまで電気刺激が届くからです。
またより強い電気刺激でも、痛みが少ないため、効果的な電気刺激で、筋トレの効果を高めることができるのです。
ですから、この中周波の器械のパッドを、大胸筋や、腹筋にペッタリとはって、強めの刺激で筋トレするだけで、「アウターマッスル」と同時に、「コアマッスル」までトレーニングが出来てしまいます。
「コアマッスル」のマッサージもついでに出来てしまいます。
それは中周波が、身体の奥にまで届いて、関節の根元にある「コアマッスル」まで刺激してくれるからです。
まさに卑怯な大人のための、卑怯な筋トレグッズですね。
実は私も毎日愛用しています www
楽チンな筋トレのために『EMS治療器』を購入される場合は、ぜひ周波数をチェックしてくださいね。
周波数が 3000Hz以上であれば合格です。
周波数が書いてないものは、大体が「低周波(100Hz程度)」ですから、注意してくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございます。