本来の老化は90歳代から始るのでそれ以前の体力低下はお手入れ不足です!
これは老化なので仕方がありません!
「これは老化なので仕方がありません」というセリフは、良く耳にしますね。
このセリフは、肩や腰が痛くて、受診した整形外科の外来で、お医者さんに言われる場合があります。
また、何かに挑戦したいと思うのだけれど、自信や気力が出なくて、諦める場合に、自分の口から出るセリフでもあります。
とにかく、年をとって、体力や気力が衰えたのは、老化のせいで、自分ではどうしようもない、と言う諦めの感覚ですね。
でも本当にそうなのでしょうか?
その、あなたの体力の衰えは、本当に老化による現象で、もう後戻りはできないのでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。
私の臨床経験から、本当の老化は、個人差はありますが、90歳代になってからです。
それ以前の老化に見える、身体の衰えは、じつは単なる疲労の蓄積による、機能不全であって、キチンとケアすれば良くなるのです。
でも近所の整形外科や整体や、あるいはマッサージに行ったけど、全然良くならなかったよ!
そう反論する方が、ほとんどだと思います。
でもそれは、じつはですね。
ケアの方法が間違っているのです。
世間にあるのは若い人向けのケアばかり!
その整形外科や整体院、あるいはマッサージなどで行っているのは、50代までの若い方に対するケアなのです。
私たちは、これまでは「人間50年」の世界に生きてきました。
ところが1960年代になって、急激に私たちの寿命が伸び始めたのです。
そしてあれよあれよと言う間に、人間100年と言われる様になってしまいました。
ですから、私たちが70歳代や80歳代を、ごく当たり前に過ごす様になってから、まだ50年くらいしか経っていないのです。
ですから70代や80代の、身体のケアの方法も、じつは分かっていなかったのです。
本当はもっと別のアプローチをしなければいけないのに、若い人と同じケアをして、良くならないので、老化だと諦めていたのですね。
でも70代や80代の身体は、まだまだ元気ですから、キチンとしたケアを行えば、若い頃と同じ様なパフォーマンスを出すことができる様になります。
信号でダッシュすることも、駅の階段を駆け上がることも、シャッフルダンスを踊ることだって、できるのです。
また50代に差し掛かった頃から、キチンとした身体のケアを始めることで、このパフォーマンスは、より効果的なものになります。
今回は、高齢者に向けた、身体を20歳代に若返らせる、秘密のアンチエイジングアプローチをご紹介します。
どうぞよろしくお願いします。
蓄積した疲労をキチンと解消していないための体力低下
確かに年をとると、体内の成長ホルモンの分泌が低下して、徐々に体力が衰えてきます。
しかしどんなに頑張っても、自力ではどうしようもないくらいに、体力が低下するのは、個人差はありますが、だいたい90歳代になってからです。
ですから70歳代や、80歳代では、まだまだ身体の機能を整えることで、20歳代とそれほど遜色ないパフォーマンスを取り戻せるのです。
ましてや50歳代や60歳代なら、本当に若返りは簡単です。
単純に、ヒトの寿命が30年伸びたとすると、50歳代は、50ー30で20歳代と言うことになります。
ましてや、そこに科学的かつ戦略的なケアを行えば、ですよね!
テロメアの長さが問題です!
じつは、若さに個人差が出るのは、生まれた時からの、染色体のテロメアの長さに、個人差があるからです。
この染色体のテロメアが、私たちの寿命と若さを決定しているからです。
しかし、適切なケアを行うことで、このテロメアを長くすることも、成長ホルモンの分泌量を増やすことも、可能なのです。
そうして、どうトレーニングをしても、解消できなかった、肩や、腰や、膝の痛みも治すことが可能です。
そして、高齢者の方が、みんな一度は失敗しているであろう、手足の筋肉を鍛え直して、元気に走り回れる様にすることも、可能なのです。
しかし、それにはテロメアを長くして、成長ホルモンの分泌を促し、さらには緻密な筋肉のケアとトレーニングが必要になります。
そうして、キチンと身体のケアを行って、長年の蓄積した疲労を解消できた場合に、元気な若々しい生活を、取り戻すことができるのです。
ポイントは、若い人の真似をしないこと、年寄りには年寄りの、緻密な戦略が必要なのだと言うことを、理解してくださいね。
それでは、あなたを20歳代に引き戻す、秘密のアンチエイジングトレーニング法を、ご紹介していきますね。
睡眠時間と睡眠の質の見直し
身体を若返らせるためには、まずは体内での、「成長ホルモン」の分泌量を、増やさなければなりません。
なぜならば、「成長ホルモン」が分泌されることで、私たちの身体の、様々な細胞の修復が進んで行くからです。
「成長ホルモン」が不足すると、細胞の修復ができなくなり、私たちの身体は、古くなり、錆び付いていきます。
これこそ、まさに老化ですね。
まず、若返りのためには、「成長ホルモン」を増やさなければなりません。
この「成長ホルモン」は、私たちが眠っている間に、こっそりと分泌されています。
そして、眠りの質が、「成長ホルモン」の分泌量を、左右しているのです。
ですから「睡眠の質」を改善しなければ、まず若返りはできないのです。
適切な睡眠時間とは?
あなたは「睡眠負債」と言う言葉を聞いたことがあるでしょうか?
これは、睡眠不足の状態が続くと、その睡眠不足が、身体に蓄積して、慢性的な負債となることを言います。
睡眠負債が蓄積すると、肥満や糖尿病、心臓病などのリスクが高まります。
また睡眠不足の状態では、脳がアルコールを飲んだときの様に、判断力が低下することも、分かっています。
ですが、一旦、睡眠負債が溜まってしまった場合、それを解消するには、十分な睡眠時間と、睡眠の質を確保しながら、およそ3週間経たなければ、この睡眠負債が解消されないことが、オックスフォード大学の研究で分かっています。
では、私たちは、毎晩どのくらい眠れば、睡眠不足にならないですむのでしょうか?
それはおよそ7時間30分と言われています。
日本人のほとんどが、6時間未満しか眠っていないと言われていますので、私たちは、かなり睡眠負債が溜まっている様ですね。
なんとか少しでも睡眠時間を確保する努力が必要です。
睡眠の質が大切!
では睡眠時間と合わせて、とても大切なのが、「睡眠の質」ですね。
この「睡眠の質」とは、いったいどんなものなのでしょう?
そして、どうして「睡眠の質」が大切なのでしょうか?
眠り始めのノンレム睡眠をなるべく深く!
私たちは、眠っている間中、ノンレム睡眠とレム睡眠を、交互に繰り返してします。
このノンレム睡眠とレム睡眠とは、いわば夢も見ないとても深い眠り(ノンレム睡眠)と、夢をみる浅い眠り(レム睡眠)の組み合わせです。
私たちは、90分をワンセットとして、このノンレム睡眠とレム睡眠を、90分の中で、ワンサイクルで行っています。
ですから、この90分の中にノンレム睡眠とレム睡眠が交互に入っているパターンを、5回繰り返すと、ちょうど7時間30分眠ることになります。
この90分1回の、睡眠サイクルの中で、一番大切なのが、眠り始めの、最初の90分のサイクルの、一番始めのノンレム睡眠です。
この最初のノンレム睡眠を、なるべく深く眠ることが、「睡眠の質」を高めることになるのです。
じつは90分の睡眠サイクルを、繰り返すたびに、ノンレム睡眠は、だんだんと浅くなっていきます。
つまり、その日の最初のノンレム睡眠が、一番深い睡眠になります。
そして、一番最初のノンレム睡眠を、深く眠れば眠るほど、その後のノンレム睡眠も、深目に眠ることができ、「睡眠の質」が高まるのです。
反対に、最初のノンレム睡眠が、浅くなってしまうと、その後の睡眠の波も、グダグダになってしまいます。
よく眠っているのだけれど、ウツラウツラして、全然寝た気がしない、と言う方がおられます。
これは、最初のノンレム睡眠が、なんらかの原因で、浅くなってしまっていることが、その原因なのです。
そして、最初のノンレム睡眠の時に、私たちの身体は「成長ホルモン」が分泌され、また脳の老廃物が洗い流されるのです。
ですから、最初のノンレム睡眠が、深ければ深いほど、より多くの「成長ホルモン」が分泌され、脳の老廃物が洗い流されます。
脳の老廃物がたまると、認知症やパーキンソン病になることが、分かっていますから、これはとても大切なことなのです。
いつ眠れば良いのか?
さて睡眠時間が7時間30分で、なるべく深いノンレム睡眠で、睡眠の質を高めるとして、では何時眠るのが良いのでしょうか?
私たちの体には、サーカディアンリズムという、いわば体内時計が存在しています。
そして、このサーカディアンリズムによると、夜10時から午前2時の間に、最初のノンレム睡眠が、来ることが望ましいのだそうです。
この時間から、最初のノンレム睡眠が、ズレてしまうと、「成長ホルモン」が分泌されなくなります。
ですから徹夜して、明け方に眠っても、その寝方では、「成長ホルモン」が分泌されないため、身体を若返らせることができません。
睡眠の研究でも、3交代制の工場労働者や、医師や看護師は、あまり長生きできないことが、分かってきています。
なるべく夜はしっかりと眠りたいですね。
良質な睡眠のための工夫をしましょう!
なるべく良質な睡眠をとるために、寝る前の工夫を、しっかりとして行きましょう。
たとえば午後2時以降には、コーヒーなどの、カフェインを含んだ飲み物を、摂らない様にします。
また寝る90分前から、パソコンやテレビから離れ、静かに音楽を聴くなど、脳を興奮させない様に、少しずつ眠る準備をして行きます。
マッサージ器で、手足のマッサージをするのも良いと思います。
若いうちは、疲れていると、すぐに眠れましたが、年をとると、寝つきが悪くなりがちです。
ですから、しっかりと良質の睡眠がとれる様に、生活のスタイルを工夫していきましょう。
アンチエイジングのための食事方法!
さて睡眠の次に大切なのが、食事ですね。
現代の日本には、本来では食べてはいけない、危険な食べ物が、溢れかえっています。
これが私たちの、健康を損ない、老後を悲惨な闘病生活に引き摺り込んでしまう、大きな原因になっています。
これらの危険な食物を、上手に回避して、なるべく健康を保ち、若返りを図る食事方法とは、どんなものでしょうか?
食物繊維に注目!
最近は、あなたも「腸内フローラ」という言葉を、聞いたことがあると思います。
私たちの大腸には、約100兆個~1000兆個の腸内細菌が住んでいます。
これらの腸内細菌は、仲間ごとに集まって、集団を作っていますので、それを上から見ると、大腸の粘膜に、お花畑が広がっている様に、見えるために、「腸内フローラ」と読んでいます。
この「腸内フローラ」ですが、私たちの健康を保つために、欠かせない働きをしており、それは内臓のひとつと言っても良いくらい、大切なものなのです。
私たちは、口から食べた食物を、胃と小腸で分解吸収して、栄養素として体に取り込みます。
しかし「食物繊維」などは、自力では消化できないので、大腸に流れていきます。
そして大腸で待ち受けている、腸内細菌が、この食物繊維を発酵分解して、自分たちのエネルギーを作り出します。
そして、その副産物として、私たちの健康に不可欠な、「短鎖脂肪酸」などの、希少栄養素が作られるのです。
そして、この「短鎖脂肪酸」などの、希少栄養素を利用して、私たちは免疫機能を調節したり、脳の神経機能を維持したりしているのです。
ですから、大腸の「腸内フローラ」によってもたらされる、これらの希少栄養素が不足すると、私たちは、様々なアレルギー疾患にかかったり、認知症が進行したり、神経難病になったりするのです。
現代日本人は慢性的な食物繊維不足!
じつは現代の日本人は、慢性的な「食物繊維」不足に陥ってしまっています。
たとえば原始的な生活をしていた場合、彼らは木の実をかじり、草の根をしゃぶり、野生の芋を掘って食べていました。
それらの食べ物には、大量の「食物繊維」が含まれており、かつては1日の「食物繊維」の摂取量は、100~150g 程度であったろうと、考えられています。
また昭和の高度成長期に至る前までは、日本人も、麦を混ぜた玄米を主食に食べ、野菜類を多く摂っていました。
しかし、現代の日本人は、真っ白に精米された白米を主食にし、これまた真っ白に生成された、小麦粉で作った、パンやうどんを食べています。
野菜の摂取量は、減ってきており、その反面で、ハンバーガーなどのファーストフードが増えています。
野菜不足を補うためには、工場で加工された、野菜ジュースを飲んでいます。
ですが、これらの食べ物には、「食物繊維」がほとんど含まれていないため、現代日本人の「食物繊維」の摂取量は、およそ1日10g 程度にまで減っています。
そして、私たちの大腸の中では、腸内細菌が餌がなくて、餓死する寸前まで追い詰められています。
アレルギーやうつ病など、現代社会の様々な病気が、食物繊維の不足から起きています。
危険な油にご用心!
現代日本の、危険な食べ物としては、第一に『油』が挙げられます。
それも、これまではヘルシーで健康的と信じられてきた「サラダオイル」が、危険な油だったのです。
私たちの、身の回りには、「サラダオイル」を含め、多くの危険な油が、溢れています。
ではどうして「サラダオイル」が、危険な油になってしまったのかについて、少しご説明しますね。
リノール酸の過剰摂取がよろしくないのです!
サラダオイルの主成分は「リノール酸」と呼ばれる、脂肪酸です。
これまで「リノール酸」は、必須脂肪酸で、健康のためには、積極的に食べるべきだと、考えられてきました。
そのために、「リノール酸」をおく含む、「紅花油」などが、もてはやされてきましたね。
しかし、最近の研究で、この「リノール酸」の過剰摂取が、健康にとても良くないことが、分かってきたのです。
「リノール酸」は、体内で「アラキドン酸」に変化します。
確かに、この「アラキドン酸」は、私たちの健康に、欠かすことのできない、必須脂肪酸です。
ですが「アラキドン酸」の元になる「リノール酸」は、ほとんどの食材に含まれており、含まれていない食材を探す方が、はるかに難しいのです。
ですから、本当であれば、わざわざサラダオイルで、頑張って「リノール酸」を食べる必要は、全くないのです。
そればかりか、「リノール酸」を過剰に摂取して、体内の「アラキドン酸」が増えると、その過剰な「アラキドン酸」から、多くの「ホルモン様物質」が作られます。
このプロスタグランジンやロイコトリエン、トロンボキサンなどの、アラキドン酸から作られる、「ホルモン様物質」が過剰になると、体内で炎症を起こしやすくなります。
そして、私たちの体の中で、過剰なアレルギー反応を起こしたり、血管のコレステロールを酸化させて、動脈硬化を悪化させたりするのです。
その結果、私たちの身体は、喘息などのアレルギー疾患にかかりやすくなり、動脈硬化から、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。
また「リノール酸」は、コレステロールとして、体内に蓄積しやすいため、血糖値が下がりにくくなり、糖尿病のリスクも高まるのです。
脳にアラキドン酸が増えるとキレやすく認知症のリスクが高まります
じつは私たちの脳は、そのほとんどが「脂肪酸」で出来ています。
ですから、私たちが、どんな油(脂肪酸)を食べているかで、脳の性能が変わってくるのです。
サラダオイルを食べていると、脳の脂肪酸が「アラキドン酸」が多くなってしまいます。
そうすると、あなたの脳は、イライラしてキレやすくなり、また将来の認知症の発症リスクも高まってしまうのです。
最低ですね「サラダオイル」!
絶対に食べてはいけません!
まあサラダオイルが健康に良いなんていうのも、何十年も前の古い知識ですからね。
科学が進歩すると、良くこういう事が起こりますよね。
危険な油キャノーラ油とパーム油!
さらにもっと危険な油のお話をしたいと思います。
それはキャノーラ油とパーム油です。
このキャノーラ油は、元々は「菜種油」で、パーム油は「ヤシ油」ですね。
毒性が強くて食用には出来なかった菜種油
もともと菜種油は、行灯の明かり用の油でした。
毒性が強くて、食べると病気になるために、江戸時代の人たちは、燃料(工業用油)として、使っていたのです。
しかし1978年に、カナダで食用にできる、安全な菜種油が開発されました。
それがキャノーラ油です!
みなさん安心して、ドンドン食べてください、と言うわけです。
そんな訳あるはずないですよね www
しまいには、キャノーラ油は健康に良いなんて、イメージ戦略のCMまで作られました。
これこそ、マスゴミお得意の「印象操作」に他なりません(怒)
巨大企業は、巨額の利益のために、私たちを欺いて、毒油を売りつけているのです。
キャノーラ油を食べていると、腎臓や膵臓に障害が出ますし、糖尿病のリスクも高まります。
また脳に蓄積すると、脳が異常に興奮しやすくなり、イライラしてキレやすくなります。
母親がキャノーラ油を食べ続けていると、その害は子供に引き継がれることも分かってきています。
このキャノーラ油も、絶対に食べてはいけません。
石鹸の原料だったパーム油
パーム油は、これまでは石鹸の材料でした。
石油を原料にするよりは、パーム油で作った石鹸は、はるかに安全そうですよね。
だからと言って食べてはいけません。
パーム油には発ガン性があるからです。
そのほかに、未知の危険な成分が、含まれている可能性が指摘されています。
じつは原材料名に『植物油脂』と書いてある、お菓子やマーガリンや、マヨネーズなどには、このパーム油が使われています。
ですから原材料名に『植物油脂』と書いてあったら、そのお菓子は絶対に食べてはいけません。
またほとんどの外食産業が、パーム油で揚げ物を作り、ケーキなどを作っています。
スーパーのお惣菜の揚げ物は、残念ながら全滅です!
ですからケンタッキーも食べられません www
ざーんねーん!
まあどうしても、死んでも良いから食べたいなら、あえて止めはしませんよ www
原材料名をチェックして『植物油脂』とあったら、それを買い物カゴに入れては、絶対にいけません。
アンチエイジングのための運動方法
40歳くらいから、多くの人が足腰の衰えを、意識し始めます。
だんだんと交差点で、信号ダッシュができなくなり、駅の階段を駆け上がるのも、危なくなって来るのです。
そして、定年退職の年代になると、さらに筋力は衰え始めます。
そこで、なんとか体力を取り戻そうと、トレーニングセンターに行って、頑張って筋トレを始めます。
ですが、筋トレを始めて、すぐに、あなたの肩や、腰や、股関節や、膝が悲鳴を上げ始めます。
とてつもなく痛みが強くなってしまうのです。
なぜならば、それは「若い人向けのトレーニング方法」だからです。
もともと、普通に生活していた若い人が、さらにムキムキになるためのトレーニングを、一般生活に不安を感じるレベルに、体力が低下した、お年寄りや青びょうたんが、やってはいけません。
はっきり言います!
そのトレーニング大間違いですよ!
あなたの足腰がふらついてきたのは、単なる筋力低下ではありません
筋肉は、大きく分けて、「アウターマッスル」と「コアマッスル」に分けられます。
「アウターマッスル」とは、上腕二頭筋や、僧帽筋や、大腿四頭筋、大殿筋などの、大きな筋肉です。
この「アウターマッスル」が、実際に力を発揮して、手足の関節を、力強く動かすことで、私たちは動作を行います。
ですから足腰が弱って来ると、この「アウターマッスル」が、年のせいで衰えてきたと、思い込んでしまうのです。
でも、この「アウターマッスル」は、とても大きくて強い筋肉です。
現代の良好な栄養状態では、少しぐらい年をとっても、まず衰えることはありません。
問題はコアマッスルの衰え
本当に衰えているのは「コアマッスル」の方なのです。
「コアマッスル」とは、関節の根元にある、小さな筋肉です。
この「コアマッスル」は、関節の細かな運動を調節しながら、関節の運動状態を測定して、その情報を「アウターマッスル」に伝えています。
つまり「コアマッスル」は、「アウターマッスル」に対する、運動の『司令塔』なのです。
この「コアマッスル」は、とても小さな筋肉なので、年をとったり、運動不足になると、すぐに衰えてしまいます。
そして「コアマッスル」が衰えて、キチンと情報を伝えなくなると、「アウターマッスル」が正常に力を発揮できなくなり、足腰がふらついたりするのです。
また肩のコアマッスルが、炎症を起こすと、それは「五十肩」になりますし、腰のコアマッスルがトラブルを起こすと「ぎっくり腰」になるのです。
ほとんどの関節の痛みは、それぞれのコアマッスルのケアで良くなります。
そしてコアマッスルをケアすると、アウターマッスルの力も、自然と戻って来るのです。
60歳代や70歳代の方でも、キチンと「コアマッスル」をケアして、鍛え直してやれば、20歳代の様に、交差点でダッシュできますし、駅の階段も駆け上がることが出来ます。
でも整形外科や整体に行っても、マッサージを受けても、肩や腰の痛みは良くならないよ、どうして?
そんな風に思う方もおられますよね。
それはね、整形外科や整体やマッサージでのケアも、アウターマッスルをターゲットにした、若い人向けのケアだからです。
何と言っても、皆さんが70や80を超えて、100歳近くにまで生きる様になったのは、1960年以降ですから、まだ本当のお年寄り向けのケアが、一般向けには確立していないのです。
でもキチンとケアしていけば、70歳代でも、駅の階段を駆け上がれる様になります。
本当ですよ!
最後までお読みいただきありがとうございます。
注意
PS. 詳しいコアマッスルのケアとトレーニング方法は次回解説します。