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辛いのはダメ! 脳をコントロールして楽々ニューロダイエット! その1

無理なダイエットはリバウンドのもと

今日もどこかでも辛いダイエットに泣いている声が聞こえてきますね。

あなたもダイエットが辛くて挫折した経験があるのではないですか。

あるいは頑張ってダイエットして理想の体重に落としたけれども、ダイエットが終わって気が緩んだ途端に、強力なバネに弾き返されたみたいにリバウンドしてしまったとか。

そんな経験をされる方は、本当に多いですよね。

どうしてもダイエットを始める時には、気合いを入れて無理をしがちです。

というか「ダイエットは辛い空腹に耐えるもの」という先入観があるために、どうしても辛いものになってしまいますね。

最初から「ダイエットは辛い」と思い込んで始めるものが、楽になるわけがありません。

しかし辛いダイエットは、脳にかなりのストレスをかけてしまいます。

それにダイエットで理想の体型を手に入れるには、けっこうそれなりの長い期間がかかりますね。

その間、ずっと脳にストレスをかけ続けていたら、ダイエットが終わった途端に、脳がそのストレスを解消するための行動を命令するのは当然です。

かくして辛いダイエットを乗り切った途端に、リバウンドしてしまうのです。

または辛いストレスに脳が耐えきれなくて、途中でダイエットを挫折してしまうか、いずれにせよ辛いダイエットは無駄になることが多いですね。

それに脳や体に負担をかけるダイエットは、健康にも良くありません。

栄養バランスを崩して病気になるとか、空腹で眠れなくなって睡眠不足とか、そんなの論外です。

ダイエットしてやせるなら、健康的にやせなければ意味がありません。

ダイエットは健康になるために行うもので、適正体重とは健康の指標であるはずです。

でも適正体重に落とすために体調を崩したのでは意味がありません。

本末転倒です。

年をとっても健康的なハツラツとした、健康的なスタイルを保ちたいものです。

若さを失った男はやせているだけでカッコイイと言われます。

なぜならばそれが弛まぬ努力の賜物だからです。

では辛くなくて健康的にやせられる、そんな都合の良いダイエット方法があるのでしょうか?

それがあるんです。

今回は脳に空腹を感じさせずに、健康的にグングンやせる、ニューロダイエットの解説をしたいと思います。

脳をコントロールすることで、気がついたらやせている、そしてリバウンドもない、魔法の様なダイエットです。

どうぞよろしくお願いします。

 

まずはカロリーを制限するという概念を捨てる

ダイエットというと、「まずはカロリー制限」というくらいに、ほとんどの方が短絡的にそっちの方に考えがいってしまいます。

でも健康的にやせるために必要なのはカロリーのコントロールではありません。

もっと他にコントロールしなければならないモノがあるのです。

それは「食材」のコントロールです。

健康的なダイエットは、『どんな食材を食べているのか』が一番重要になります。

例えば同じ500カロリーでも、ショートケーキを食べた時の 500カロリーと、茹でたニンジンを食べた時の 500カロリーではどちらが太りやすいか、どちらが栄養的に優れているか、簡単に分かりますよね。

つまり単純にカロリーで計算してダイエットをしようとする考え方は、意味がないのです。

例えば圧力鍋でブイヨンだけでじっくりと煮込んだニンジンなどの野菜であれば、お腹いっぱいに食べまくったとしても、たかが知れています。

それだけでは太る心配はありませんね。

でも同じカロリーでも、ショートケーキやカップラーメンを食べまくったら、たちまちブクブクです。

大切なのはどんな食材を選んでいるかであって、カロリー計算ではありません。

いくらカロリーハーフでも、カップラーメンを食べている段階で、あなたは負け犬なのです。

ではどんな食材を選べばいいのでしょうか?

 

脳をコントロールする脳腸相関に注目する!

健康的にやせてダイエットを成功させるには、脳に空腹感を感じさせない様にしなければなりません。

そのために着目しなければならないのが「脳腸相関」ですね。

じつは私たちの脳は、自分から何かを考えることはできません。

身体の様々な器官からメッセージが来て、それに対する分析を行って答えを出すのが脳の本来の役割なのです。

ですから脳による意思決定には、身体の様々な器官からのメッセージが深く関わっているのです。

その中でも「お腹が空いたから何か食べよう」と、脳が意思決定するのに深く関わっているのが小腸や大腸などの消化器系の内臓です。

じつは脳と腸とは、神経系やホルモン系で深く連携していて、お互いに密接な関係があります。

では脳と腸とどちらに主導権があるのかというと、じつは腸に主導権があるのです。

「ええっ脳じゃないの?」て声が聞こえてきそうですね。

みなさんはいまだに脳が命令して、それに身体の器官が従っているという、20世紀の頃の医学のイメージをお持ちなのだと思います。

でもね、ほんとうは脳より腸がご主人様なのです。

私たちがヒトに進化する、そのずっと以前の一番初めの頃には「腔腸動物」と呼ばれる、いわばミミズみたいな生き物でした。

それは消化器官の管の周りに筋肉がついていて、貧弱な感覚センサーを持って、ウネウネと食べ物を求めて動き回る生き物でした。

それが徐々に進化して、目や耳ができ、手足が生えて、最後に脳が発達して直立2足歩行をする様になりました。

ですから脳より腸が先輩であり、脳から腸に命令する神経系より、腸から脳に命令する神経系の方が何百倍も多いのです。

ですから腸から「お腹が空いた」と連絡が来ると、脳は「何か食べます」と返事をしてしまいます。

これは単に意識の問題だけでなく、脳に行動を起こさせるために、感情のコントロールも伴います。

つまりお腹が空いても、何も食べないと、最後には死んでしまうため、感情を動かして強いドライブをかけて食べ物を探させなければなりません。

そのために空腹には、強い感情の動きが伴います。

お腹が空くと怒りっぽくなるヒトがいますよね。

あれは脳が腸にコントロールされているからです。

腸からの命令に、あなたの脳は逆らうことはできません。

それどころか、食べるものが(食材が)変わると、性格まで変わってしまうくらいに、脳は腸に支配されているのです。

ですから脳に辛いと感じさせずにダイエットを成功させるには、腸からの「お腹が空いた」というメッセージを出させない様にしなければなりません。

それには食物繊維が重要な役割を果たしているのです。

 

食物繊維を増やして脳腸相関をコントロールする

私たちの消化器官は、ザックリ分けて、胃と小腸と大腸に分けられます。

この3つの役割を簡単に分類すると、まずは胃で食べたものを細かく砕いて分解します。

それを小腸に運んで、さらに細かく分解しながら消化し、その栄養素を吸収して体内に取り込みます。

しかしここで難消化性デキストリンと呼ばれる食物繊維は、小腸では消化・吸収ができません。

ですから食物繊維は小腸では消化されずに、そのまま大腸に送られていきます。

じつは大腸にはとても大切な役割があります。

それは「腸内細菌」の住処であるということです。

じつは私たち人間と、大腸に住む腸内細菌は共生関係にあり、大腸に腸内細菌がいない状態では、私たちは生きていくことができないのです。

なぜならば腸内細菌は、私たちが自力では消化できない食物繊維を、自分たちのエサとして発酵・分解して、その副産物として「短鎖脂肪酸」などの希少栄養素を、私たちに提供してくれるからです。

これらの希少栄養素は、私たちの身体の免疫のコントロールに使われたり、脳の神経細胞の材料に使われたり、脳を動かすホルモンの触媒に使われたりします。

ですから腸内細菌がうまく働かないと、私たちは健康を維持することができません。

かつて原始時代に、木の実や草の根を食べていた時代には、私たちの食事には豊富な食物繊維が含まれており、1日におよそ100gの食物繊維を食べていたと考えられています。

それに対して、現代社会では加工食品が蔓延しており、1日の食物繊維の摂取量は10g程度にまで減ってしまっています。

有史以来、腸内細菌のエサがこれほど不足したことはなかったはずです。

そのために私たち現代日本人の腸内細菌は、飢え死にする寸前に追い込まれています。

私たちの大腸に住む腸内細菌が減ったことで、腸内細菌が作り出す、希少性要素も足りなくなっており。

そのために現代の私たちは様々な身体の不調に悩まされています。

喘息や花粉症などのアレルギー疾患、不眠症などの精神の不安定、自閉症などの心の未発達、リウマチなどの自己免疫疾患、多発性硬化症などの神経難病も、食物繊維の不足による腸内細菌の減少が原因と言われています。

そして現代人の『肥満』も腸内細菌の減少が原因なのです。

 

腸内細菌が私たちに過食を命令しています

なぜ食物繊維が不足して、私たちの大腸に住む腸内細菌が飢えると、私たちは肥満になってしまうのでしょう?

本来の私たちの身体は、少しくらいの摂取カロリーの不足には耐える様にできています。

食べたものをコレステロールやグリコーゲンとして、皮下脂肪や肝臓に蓄えておけるからです。

ですから少しくらい食べ物が少なくなっても、私たちの身体は耐えることができるのです。

しかし、私たちの大腸に住む腸内細菌は、そうはいきません。

彼らはこれまでの長い人類との共生の中で、あまり飢えた経験がないのです。

なぜならば、かつての私たちのご先祖様が、食べ物が足りない時に食べていたものが、木の実や草の根だったからです。

それらの食材には豊富に食物繊維が含まれていますね。

だから私たちが飢えていても、私たちの腸内細菌は平気だったわけです。

しかし現代の日本では食生活が豊かになり、加工食品が増えて来ています。

というか私たちの口に入るものの、ほとんどが加工食品になりつつありますね。

これらの加工食品には、食物繊維がほとんど含まれていません。

マックのハンバーガーを食べても、カップラーメンを食べても、コンビニの肉まんを食べても、そこに食物繊維はほとんどありませんね。

ですから現代日本人の、私たちの大腸に住む腸内細菌は、常にエサが不足して飢えています。

大腸の腸内細菌が減ると、大腸の健康が脅かされますから、大腸も騒ぎ出しますね。

ここで登場してくるのが「脳腸相関」です。

腸内細菌が飢えると、私たちの大腸と腸内細菌は、あらゆるネットワークを使って、私たちの脳に「もっと食え、もっと食え」と命令を出してきます。

その命令に私たちの脳が逆らうことなど不可能なのです。

 

白米を食べる奴は負け犬の人間失格だ!

食物繊維が不足して腸内細菌が飢えているために、私たちの脳には大腸や腸内細菌から、「もっと食え、もっと食え」と矢のような催促が来てしまいます。

その命令には脳は逆らえないために、私たちはついつい食べてしまうのです。

ですがっ!

ここで何を食べるかが問題なのです。

大腸から食べるように命令されて、ここでラーメンとかハンバーガーとかを食べてしまうとアウトです。

これには食物繊維が含まれていませんね。

ですからラーメンをいくら食べても、すぐに何かを食べたくなって、今度はポテトチップスの袋を開けるようになってしまうのです。

こうなると最悪ですね。

私たちが必要もないのにブクブク太るまで過食に走る原因は、食事に加工食品が増え、食物繊維が不足して、腸内細菌が飢えているからなのです。

そのために大腸の活動や健康が脅かされて、過食の悪循環に陥ってしまうのです。

ではラーメンをやめて白いご飯を食べれば良いかというと、これも間違っています。

私たちが健康的に痩せるためには、およそ1日に30gの食物繊維を摂取する必要があります。

大昔には1日に100g食べていたのですから、これでも少ない方です。

でも野菜類だけで、この1日30gの食物繊維を食べるのは、かなり大変です。

そこで登場するのが「玄米」ですね。

白いご飯を「玄米」や「もち麦」に変えるだけで、1日の食物繊維の摂取量がグッと増やせます。

お米は表面の糠に、食物繊維やその他のビタミンなどの栄養素が含まれています。

それに対して白米は精製されて真っ白ですから、単なる砂糖なんかとほとんど変わりません。

白米を食べることは、じつは健康には良くないのです。

だって角砂糖を舐めているのと変わりないですから。

でも食生活が豊かになって、なんとなくズルズルと玄米を白米にすり替えて食べるようになってしまったのです。

本当は白米を食べるのは間違いです。

よくお菓子ばかり食べている子に、お父さんが「ちゃんとご飯を食べなさい」なんて怒っていますが、それならお父さん「あなた玄米を食べなさい」と言いたいですね。

あなたが食べている、その白いご飯は、お子さんの食べているお菓子と大差ないのです。

白米を食べている時点であなたは負け犬なのです。

悔しかったら玄米や麦ご飯を食べましょう!

 

 

長くなったので次回に続きます!

 

次回記事

辛いのはダメ! 脳をコントロールして楽々ニューロダイエット! その2

 

 

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