人生100年時代を生きる

コレステロールに善玉も悪玉もないって知ってましたか?

卵は一日3個まで食べて大丈夫です!

これまではコレステロールを摂りすぎると、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞などの原因となると考えられ、卵も1日に一個が限度なんて言われていましたね。

しかし医学や生理学の進歩に伴い、コレステロールの摂りすぎが、これらの加齢に伴う動脈硬化や心筋梗塞の原因ではないと分かってきたのです。

それどころかコレステロールは、私たちの血管を修復したり、脳の材料になったりと、とても重要な働きをしています。

たとえば1970年代の頃は、50歳代の脳内出血がとても多く、仕事中などに暖かい屋内から寒い屋外に出た時に急に倒れるなどのシチュエーションがとても多くみられていました。

これは当時の日本の食生活が、まだまだ欧米と比べると貧弱であり、「高塩分低コレステロール」な食事だったために、血管が薄く弱くて、高血圧によって簡単に破れてしまったからなのです。

つまり濃いめのお味噌汁と塩っぱい漬物に、塩分の多い目刺しなんかでご飯を食べていたために、コレステロールが不足して、血管が弱くなっていたのです。

それに対して現在では日本人の脳内出血はグッと少なくなってきています。

脳卒中による死亡率も減ってきています。

でもじつは脳卒中の患者さんは、逆に増えてきているのです。

この原因は70歳代以上の世代の脳梗塞が増えているのです。

また同じ血管が動脈硬化によって詰まる病気である「心筋梗塞」も増えてきていますね。

現代の日本では、血管は丈夫になって破れなくなったけれども、反対に詰まりやすくなっているのです。

このためにコレステロールの摂りすぎが動脈硬化を引き起こすために、コレステロールの摂りすぎが良くないと言われたのです。

でも本当は動脈硬化の原因はコレステロールではなかったのです。

それどころか私たちの体は、口から食べたコレステロールの、およそ20%くらいしか体内に取り入れることが出来ないことが分かってきたのです。

そしてコレステロールが不足すると、また脳出血のリスクが高まってしまいます。

よく無理なダイエットをしていた若い女性がクモ膜下出血で亡くなることがありますね。

これは痩せるために極度にコレステロールを制限したことが原因と考えられます。

コレステロールは私たちの健康のために欠かせない、大切な栄養素だったのです。

ですからこれまではコレステロール値が高いために、1日に一個を限度とされていた卵も、1日に三個まで食べていいことになりました。

高コレステロールは動脈硬化の原因とはならないのです。

では動脈硬化の本当の原因は何なのでしょうか?

今回はとても大切なコレステロールと健康のお話をしたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

 

コレステロールの元は動物性の脂とオリーブ・オイルです

私たちの体の中でコレステロールになるのは、動物性の脂であるラードと、植物性の脂の中でもω9不飽和脂肪酸であるオレイン酸です。

オレイン酸といえば、オリーブ・オイルやアーモンドのオイルが、このオレイン酸ですね。

みなさん健康に良いと信じて食べていたオリーブ・オイルはコレステロールの元だったのです www

でも安心してくださいね。

いくらオリーブ・オイルを摂り過ぎても、それだけでは動脈硬化にはなりません。

でもオリーブ・オイルを摂りすぎると太りますよ。

だってコレステロールですから。

 

 

コレステロールの酸化が加齢性疾患の原因です

コレステロールは私たちの血管を作る材料であり、私たちの血管がストレスなどで壊れた時に修復するために必ず必要になります。

しかしこのコレステロールが酸化してしまうと、これが動脈硬化の原因となるのです。

コレステロールが酸化するというのは、コレステロールが酸素と結合してしまうことを言います。

たとえば木が燃えると酸素と結合して炭になりますね。

鉄が酸素と結合すると錆びてボロボロになります。

酸化するというのは、新しい材料がボロボロに朽ちる現象を言うのです。

つまりコレステロールが酸化してしまうのは、新しいコレステロールが炭みたいに焦げてしまうか、錆びてボロボロになってしまった様な状態と考えると分かりやすいと思います。

つまり壊れた血管を修復する時に、新しいコレステロールで修復すると、血管も新品の様に元気になりますね。

それに対して酸化してボロボロのコレステロールで血管を修復すると、血管は脆くて壊れやすい「動脈硬化」の状態になります。

これはいわば壊れた家の壁を直す時に、用意しておいた板が火事で焼けて焦げているのに、それをそのまま使って壁を直したら、まるで火事にあった家みたいになってしまった様な感じです。

もうせっかく直したのにボロボロではしょうがないですよね。

ですからコレステロールが酸化してしまうと、動脈硬化が進行することになります。

 

 

なぜコレステロールが酸化するのか?

ではなぜ私たちの体の中でコレステロールが酸化してしまうのでしょうか?

それには以下のような原因が考えられています。

聞けばこれまでの常識を覆す驚きのお話になります。

ビックリしないで読んでくださいね。

 

 

⑴ サラダオイルの食べ過ぎ

これまでヘルシーで健康に良いと信じられてきた「サラダオイル」ですが、今すぐに食べるのを止めてください。

サラダオイルの成分は「リノール酸」です。

このリノール酸は、私たちの体内で「アラキドン酸」に変わります。

このアラキドン酸は、必須脂肪酸と呼ばれ、私たちの健康に欠かせないものですから、これまではサラダオイルでアラキドン酸を摂ることは、健康に良いと考えられてきました。

しかし最近分かったことは、アラキドン酸は私たちが食べているほとんどの食材に含まれており、ともすると過剰摂取になりやすいのです。

そしてアラキドン酸が過剰摂取になると、私たちの体の中で「炎症性物質」が過剰に作られるようになってしまうのです。

この炎症性物質とは「ロイコトリエン」や「トロンボプラスチン」などの一般には聞き慣れない物質です。

そして体内で過剰になった、これらの炎症性物質が、コレステロールを酸化させてしまい、あなたの血管の動脈硬化を悪化させてしまうのです。

また過剰な炎症性物質の影響は、動脈硬化だけではありません。

過剰な炎症性物質の影響は、あなたの体の細胞の「発ガン性」のリスクを高め、あなたの免疫機能を過敏にしてアレルギーを悪化させ、脳の神経活動を刺激して認知症のリスクを高めるのです。

そして皮膚の老化を早め、あなたを実際の年齢よりも早くシワクチャにしてしまいます。

恐ろしいですね。

今日から絶対にサラダオイルを食べてはいけません。

これはリノール酸の油は全部ダメですから、紅花油も、ひまわり油も、コメ油も、ごま油も、キャノーラ油も全部ダメです。

食べても大丈夫なのは、オリーブ・オイル(コレステロール)とエゴマ油(α-リノレン酸)だけですよ。

さあ大変なことになって来ましたね。

 

 

⑵ 食事の食物繊維の不足

私たちの体を修復しているのは、たとえば血管を修復しているのは、私たちの体の免疫機能です。

この免疫機能が上手く働いてくれないと、私たちは病気になってしまいますね。

それだけでなく、免疫機能の暴走によって、コレステロールの参加も進みやすくなります。

アレルギーも悪化しますし、発ガン性のリスクも高まってしまいます。

ですから免疫機能を健康に維持することは、とても大切なのです。

この私たちの体の免疫機能の維持を助けているのが「食物繊維」なのです。

食物繊維は野菜や玄米の糠などに含まれている「難消化性多糖類」です。

難消化性というだけあって、この食物繊維を私たちは自力で消化することができません。

ですから食物繊維は胃と小腸で消化・吸収されないまま、大腸に送られていきます。

私たちの大腸には、およそ100兆個から1000兆個の腸内細菌が住んでいます。

食物繊維は、この腸内細菌のエサになるのです。

腸内細菌は食物繊維を発酵・分解して、自らのエネルギーを作り出しますが、その副産物として「短鎖脂肪酸」などの希少栄養素を作り出して、私たちに提供してくれるのです。

この腸内細菌が食物繊維から作り出す希少栄養素を利用して、私たちは免疫機能の調整を行っています。

それだけでなく、私たちの脳の神経細胞を作る材料や、神経を動かすためのホルモンなどの材料も、腸内細菌が食物繊維を発酵・分解して作ってくれているのです。

原始時代にはヒトは1日に100g以上の食物繊維を摂っていたと考えられています。

しかし現代の日本では、食事はほとんどが加工食品であり、それらには全く食物繊維が含まれていません。

そのために現代日本人の1日の食物繊維の摂取量は10~20g程度まで落ちてしまっています。

これでは免疫も正しく働けませんね。

出来るだけ食物繊維を食べましょう。

 

 

⑶ 細胞の老化

私たちの体を作っている細胞は、新陳代謝を繰り返しており、その度に細胞分裂を行なって、新しい細胞に生まれ変わっています。

しかしテロメアが短くなったりして、上手く細胞が分裂できなくなると、その細胞は死にかけの細胞になってしまいます。

細胞が死にかけると、周りの細胞を修復する能力を持った細胞に対して助けを求める信号を送ります。

まあこれが炎症性の物質なのです。

そしてこの炎症性の物質は、周囲の細胞も死にかけの細胞に引きずり込んでしまいます。

これはいわば「腐ったリンゴが一個入っていると箱の中のリンゴが全部腐ってしまう」現象に似ていますね。

これが私たちの体の老化を進める、原因のひとつなのではないかと考えられています。

年をとると体の細胞の働きが変化し、体全体が慢性的な微弱な炎症状態になっていきます。

これがコレステロールを酸化させるのです。

さらには動脈硬化を早めたり、発ガン性を高めたり、消化機能を低下させたりするのです。

また老化すると、腸内細菌の細菌の種類や構成比率が変化して、炎症が起こりやすい状態になることも分かって来ています。

このことは年をとればとるほど、食べ物の油や食物繊維に気をつけなければいけないという事を示しています。

 

 

体の酸化を防いで若々しく健康な体を作る

老化というのは、簡単に言ってしまうと、慢性的な炎症による体の材料の酸化です。

つまりあなたの体がお家だとすると、家の壁の修理を、焼け焦げた炭みたいな板で修理することが、動脈硬化の原因となり、あなたの顔をシワクチャにし、老けた顔色にしてしまうのです。

ですから常に新鮮なコレステロールを補給していく必要があります。

またコレステロールの酸化を防ぐために、サラダオイルを止めて、食物繊維をたくさん食べるようにすることが必要なのです。

結果、1日に三個の卵を食べましょう!

 

 

ちなみに悪玉コレステロールと善玉コレステロールの違いはなんでしょう?

ちなみにこれまで世間で大騒ぎしていた悪玉コレステロールと善玉コレステロールの違いですが、コレステロールは皮下脂肪などにして保存されています。

このコレステロールを、体の必要な部位に血液に乗せて運んでいる状態が悪玉コレステロールの状態です。

つまり血液中のコレステロール値を高くしていますね。

それに対して、血管の修復などに使った余りのコレステロールを回収しているのが善玉コレステロールの状態です。

つまり血中のコレステロール値を下げてくれている状態です。

なんのことはない、ただコレステロールの行きと帰りの便の違いだけなのです。

ただ帰りの便は、血液中のコレステロールを回収して、コレステロール値を下げてくれるために善玉と呼んでいだだけなのです。

行きの便は血液中のコレステロール値を上げるから悪玉だって!

まあ分かってみれば、おかしな話です。

もう善玉コレステロールと悪玉コレステロールの話は忘れてしまいましょう。

コレステロールは体に良いのです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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