リハビリ裏話

どうして私の花粉症はこんなにひどいのか?

 

また花粉症の季節がやってきましたね。

確かに桜の花は綺麗ですけど、ノコノコ花見に出かけて行って、花粉症が悪化したらと考えると、ゆっくりと桜を見る気分にもなれませんね。

私の場合は、典型的なスギ花粉症なので、桜の花が満開になる頃に、花粉症の症状もピークにかかってくる感じですね。

激しいサイナス症状に苦しみながらでは、大好きな桜の花も、ゆっくりと楽しめませんよね。

実は私は梅の花も大好きなのですが。

梅の花は、とてもたくさんの種類があって、色々見ていると、本当に飽きませんね。

でも最近では、梅の花が咲き出すと、「そろそろ始まるなぁ」なんて、考えて憂鬱になってしまいます。

 

梅の花が咲く = 花粉症が始まる

桜の花が咲く = 花粉症が悪化する

と言うイメージが定着してしまっています。

 

実は私は米国留学中は、花粉症の症状はほとんど出ませんでした。

でも日本にいるときには、とにかく花粉症の症状が重いのです。

どうして日本では、こんなに花粉症が重いのでしょう?

それはね、日本の官僚がおバカさんだからですよ!

 

今日、佐川元理財局長の国会での証人喚問を見ていて、「日本の花粉症を悪化させた不利益に比べれば、森友の8億円の値引きなんて、たかが知れてるよなあ」なんて思ってしまいました。

 

佐川さんの国会での受け答えを聞いていると、確かに頭はいいんだろうなあと感じます。

でもその頭の良さは、ちょっと教科書的と言うか、傾向と対策的と言うか、スティーブ・ジョブスやイーロン・マスクなんかのスピーチを聞いたときの、「流石だなあ」と言う感じとは、またちょっと違うんですよね。

確かに頭は良さそうだけど、あまり融通が利かないというか、発想が貧困というか、「実はおバカさんなの?」、そんな感じがします。

そして日本の花粉症を重症化させた、農林水産省の官僚も、未来が予測できない、利口だけれどおバカさんだったのです。

今回は花粉症が辛いのに、国会の予算委員会で、あんな茶番劇な証人喚問を見せられたイライラが爆発してしまったので、花粉症に対する愚痴を書きたいと思います。

なのでここから先は、松澤の愚痴に付き合っても良いという、酔狂な花粉症の方のみ、お読みいただければ幸いです。

 

なんで日本にはこんなに杉の木が多いのか?

実は米国に行くと、私のようなスギ花粉症の患者は、症状が収まってしまいます。

どうしてかというと、米国にはそんなにたくさんの杉の木が生えていないからですね。

ではどうして日本には、こんなにたくさんの杉の木が生えているのでしょう?

もともと日本は杉の木が多い国だった?

いいえ違います。

日本は、もともとはクヌギなどの落葉樹林が多い土地柄でした。

クヌギというのは、つまりドングリの木ですね。

もともとは日本の山林のほとんどは、ドングリ林だったらしいのです。

しかし日本は第2次世界大戦で、連合国から爆撃されまくり、国中が焦土と化してしまいました。

そのときにドングリも焼けてしまった?

いいえ違います。

流石に物量作戦の米国も、日本のドングリ山を焼くために、爆弾を落としたりはしませんでした。

焼かれたのは、あくまでも日本の家屋です。

なので戦後の復興のためには、家を立てるための木材が大量に必要になったのです。

 

そうですもうお分かりですよね。

農林水産省の官僚が、大量の材木を確保するために、日本中の山のドングリの木を引っこ抜いて、そこに杉の木を植えまくったのです。

何と言っても杉の木は成長が早いですから、戦後の復興のためには、とにかく杉の木を植えるのが一番手っ取り早いと判断されたのです。

でもお役人が自分で、ドングリを引っこ抜いて、杉の木を植えていたのではラチがあきませんから、日本中の山持ち地主さんに補助金でもバラまいたのでしょう。

ですから昭和30年代から50年代くらいに、日本中の山で、ドングリを引っこ抜いて、杉の苗木を植える光景が見られていました。

とにかく木材の確保が優先されたのです。

 

しかし世の中の変化は、官僚の予測通りにはなりませんでした。

日本中に植えまくった、杉の木が成長する頃に、「新建材」が開発されたのです。

また家を組むための材木も、安い外国産の木材が輸入されるようになりました。

かくして、日本中に植えられた、大量の杉の木は、現在まで植えっぱなしで放置されています。

 

それまでは杉の木が成長して、花粉を飛ばすようになると、切り倒して材木にされてしまっていました。

なのでそんなに花粉は飛ばなかったのです。

しかし現在では、間伐も剪定もされないで放置されている、大量の杉の木から、それはもう天文学的な量の花粉が舞い散っているのです。

日本に住んでいる限りは、あなたも私も、このスギ花粉のじゅうたん爆撃からは、決して逃れられないのです。

日本中で行われている、花粉症の治療のための治療費や薬代に比べれば、森友の8億円の値引きなんて、たかが知れています。

 

たしかに個人の金銭感覚からすると、8億円は大金です。

しかし国家予算で考えると、どうでしょう?

たとえば米国がよく、おぶっ放しになる「巡航ミサイル」ですが、これはだいたいが、1発2億円くらいだそうです。(種類やメーカーで大きく異なります)

それを米国の海軍様は、1回の攻撃で2000発くらい、お撃ちになられるそうですね。

だいたいが8億円の損失を国民の財産に与えたと、野党の議員さんは大騒ぎしていますが、国会を1日運営するのに3億円かかるそうじゃありませんか。

森友みたいなケチな案件は、特別調査委員会でも作って、地味にコツコツと低予算で、真相を究明すれば良いのに。

野党の皆さんは、どうしても予算委員会で大々的におやりになりたい様子です。

どうしてかというと、テレビ中継が入るからですよね。

結局、真相究明なんて野党にとっては、どうでも良いのです。

テレビで「疑惑がっつ、疑惑がっつ」って叫んでいれば、なんとなく安倍総理が怪しい気がして、政権の支持率が下がるのです。

でも30%までしか下がりません。

どうしてかというと、安倍政権には一定の強固なシンパがいるので、安倍総理が殺人犯にでもならない限りは、支持をやめないからです。

ですから政権の支持率は30%までは下がりますが、そこで下げ止まったら、あとはまたすぐに回復していきます。

それでも他にやることがない、野党は、性懲りもなく国会で茶番劇を繰り返しています。

何100億円も税金を無駄にしながらね。

本当に救いがないなあと思います。

 

話が逸れました。

すみません。

私は、佐川理財局長の証人喚問なんてどうでも良いので、日本中に杉の木を植えまくった、農林水産省の官僚に、参考人招致で良いので、国会に出てきてもらいたいのです。

そうして一言国民に謝ってもらいたい。

 

「杉の木を植えたのは大きな間違いでした。私がばかでした。」とね。

 

最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 

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