はじめに
最近は人生100年時代と言われ始めています。
本当にみなさん寿命が伸びておられて、長生きになりました。
私が子供の頃は、60才はもうかなり立派なお年寄りでしたが、最近は60すぎのじさまが嫁をもらったり、50歳で嫁に行くお嬢さんまで現れています。
見た目も、本当にみなさんお若いこと!
今の80歳が、昔の60歳ぐらいの見た目になってきていますし、今後もさらに若く見える様になることでしょう。
本当に医学の進歩なんかと併せて、私たちの寿命も100歳を超えて行きそうですね。
そうなると気になるのは、100歳に近付いた時に、私たちはいったいどんな見た目で、どのくらい元気で動けているのかと言うことですね。
ということで今回は、なるべく若く元気でいるための、最近の健康ネタのトピックを取り上げてみたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。
最近は腸内細菌が激アツです!
最近の医学的な研究の傾向として、全身の様々な臓器が相互に関連しあって、身体のバランスをとっているということです。
たとえば「腸脳相関」もそのひとつでしょう。
この「腸脳相関」とは、どんなことなのかと言うと、腸の健康が脳の働きや健康状態に影響を与えている、と言うことです。
たとえばあなたが便秘や下痢をしていると、脳の働きも低下してしまい、思考能力が落ちると言うことは昔から分かっていました。
また最近の研究では、腸内細菌のバランス(つまり腸内フローラ)が変化すると、うつ病になりやすくなったり、肥満や高血圧になったりするらしいのです。
そればかりか腸内フローラは、脳卒中やパーキンソン病などになりやすくなったり、筋萎縮性側索硬化症やアルツハイマー、自閉症などとも関係があるらしいのです。
たとえば「うつ病」には、脳内でセロトニンという物質が合成されることで、回復すると言われています。
セロトニンの合成には、午前中の太陽の光を浴びることで、その合成が進むため、「うつ病」の患者さんには、午前中の散歩が推奨されています。
まあ「うつ病」になって、部屋のカーテンを閉じっぱなしで、引きこもってるヒトを外に引っ張り出すのは、それは大変な作業ですが。
でもこのセロトニンが合成されるためには、トリプトファンという物質が必要になるのですが、これが腸内フローラによる消化作用の中で作り出されるらしいのです。
まあその辺の詳しいところは、とても複雑なので、今回は説明を割愛します。
しかし腸内フローラの状態が健康であることは、とても大切なことであることは、ハッキリしています。
腸内フローラを整える
腸内フローラを整える方法は、まだまだ研究の途中であり、ハッキリとした方法は確立されていません。
またどの様な腸内フローラの状態が、私たちにとって最適なのかも、分かっていません。
研究はこれからです。
しかし現状で出来ることもある事はあるのです。
そこで私が現在行なっている簡単な方法をご紹介しておきますね。
⑴ 食物繊維を多く摂るように心がける
⑵ お酒を控える
⑶ 乳酸菌飲料を毎日飲む
これだけです。
ですがこれを続けていて、最近は体調がかなり良くなりました。
特に下痢や便秘がほとんどなくなりましたね。
とても簡単なのでオススメです。
骨の健康が若さを保つ秘訣です
よくお年寄りが、転んで骨折すると、その後から急に体が弱って、寝たきりになったりする場合がありますね。
これは本当によく耳にします。
これまでは骨折して、長い事寝たきりになる事で、足腰の筋肉が弱ってしまうのだと考えられてきました。
しかし最近の研究では、骨からは私たちの身体を若返らせる信号を出す物質が分泌されていることが分かってきています。
たとえば骨から分泌される「オステオカルシン」という物質は、私たちの記憶力を高めたり、筋肉を増やしたりする働きがあります。
また男性の場合には、「オステオカルシン」によって精力を高めてくれます。
具体的には、「オステオカルシン」の働きで、精巣での精子の産生量が増えるのです。
こりゃあ大変だ!
なんとか「オステオカルシン」を増やさなければなりません。
また骨から分泌される「オステオポンチン」という物質は、私たちの免疫力を高め、若返りの効果があると考えられています。
骨は本当に大切ですね。
一本たりとも折るわけにはいきません(あたりまえですね)。
骨を若く保つ方法!
骨を元気にする方法は、骨に対して適度な衝撃を与えてやることです。
適度な衝撃が加わることで、私たちの身体は骨を強くするために、骨を強化する命令を出すのです。
それには週に3日程度の軽いジョギングが最適です。
またはトントンと軽くジャンプする運動を、100回程度、毎日続けることも効果があります。
また歩くときに、膝の関節や足首が痛くならない程度に、ドンドンと足を踏みしめるように歩くクセをつけてもいいと思います。
私もジャンプしたり、交差点の前では、なるべくダッシュして走るクセをつけています。
まあこれで転んで骨折しては、元も子もありませんが、あなたも自分にあった方法を探してみてください。
ほんの少しの生活習慣の変化が、長期間になると結構な効果を生むものです。
まとめ
今回は最近トピックの健康ネタを取り上げて、野次馬的な解説をしてみました。
皆さんの健康維持と若返りのために、少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
注意事項!
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